初めてUdemy(ユーデミー)コースを作る人のコースジャンルの決め方とアウトラインの作り方



【 最新の更新日は 2022年5月28日 です】

こんにちは、山田どうそんです。

これから初めてユーデミーにコースを出そうと思っている人が一番最初に決めなくてはいけないのは、どのようなジャンルのコースを作るかということです。

そして、そのあとに、コースの全体のアウトラインを決めていく作業に入っていきます。

この2つを決めることができれば、あとはコースを撮影していくだけです。この2つはコース制作の土台となるとても重要な部分ですので、この土台がしっかりと作れていないとどんなにいい内容のコースを作っても売れないコースを作ってしまうことになります。

なので、まず売れるジャンルをしっかりと見極め、そのあとに、最後までみてもらえるようなコースのアウトラインを作れるようになってください。

僕は現在、ユーデミーで毎月2000ドル以上を安定して稼いでいます。

受講生は4320人でコースは38コース出しています。

これまで、たくさんのコースを作ってきて、売れるコースと売れないコースの違いがわかってきました。これまでの経験を元に、ジャンル選定のやり方と、コースアウトラインの作り方の基本をお伝えしていきます。

1.ジャンル選定とコースアウトラインの重要性

まずは、ジャンル選定をすることとコースアウトラインをしっかりと構成することの重要性について理解してください。

1−1.なぜコースジャンルを選定する必要があるのか?

ユーデミーのコースは、売れやすいコースと売れにくいコースがあります。仮に、あなたがどんなに素晴らしいノウハウを持っていても、売れにくいジャンルでコースを作ってしまうと、売れるものも売れません。

大事なのは、あなたのノウハウをちゃんと売れやすいジャンルと紐づけてコースを出すことです。そうしないと、せっかくのノウハウが、全く日の目を見ることなく、埋もれてしまう可能性が高くなってしまいます。

例えば、ダイエットや料理、ビジネス関連は非常に大きな市場です。それらの大きな市場にあなたのノウハウをすり合わせることが大事になります。

だから、ただシンプルに自分の得意なノウハウをコースにするだけではダメなんです。大事なノウハウをちょっと工夫して加工する。そうすることで、売れるコースジャンルを選ぶことができます。

そもそも、売れないジャンルのコースは、誰も探していませんから誰にも見つけてもらうことはできません。だから、売れるコースジャンルで出すということは、できるかぎりやらなくてはならないことなんです。

1-2.なぜコースアウトラインの作り方が大事なのか?

人は、何を伝えられるか?も、もちろん大事なのですが、それと同じくらいどんな順番で伝えられるか?も、大事になります。

コースのアウトラインづくりは、どの順番で伝えるかを考えて構成していくことが大事です。

そうしないと、受講生がコースを受講する目的がわからず、最後まで受講してくれなくなります。

まず、最初に受講生にコースを最後まで受講する目的を明確にして貰う必要があります。

だから、伝える順番というのはとても大事な要素になります。

2.コースジャンルを決めるポイント

それでは、ここから具体的にコースジャンルを決める上で重要な3つのポイントについてお伝えしたいと思います。

2-1.自分の得意なことで情熱があることを明確にする

まずは、自分が一番得意で情熱があることを明確にしてください。得意でなくても好きなことでも大丈夫です。自分が時間を忘れて没頭できるものが一番ベストです。

まずは、これを紙に書けるだけ書き出してください。

料理、運転、釣り、競馬、絵を書くこと。

なんでもいいです。自分がこれをやっているときが、一番楽しいということがあれば、それを書き出してください。

旅行や、サーフィンなどでもなんでもいいです。ともかく、出せるだけ出してみてください。

ユーデミーのコースを作っていく上で、自分が一番情熱があることをやることはとても大事なことです。

僕は、パソコンでマーケティングのスキルを身につけることにとても情熱があったので、この分野のコースを作ることにしました。

もともと、マーケティングの知識がそれほどあったわけではありません。でも、どうしてもこの分野のスキルを身に着けたくて、これらをユーデミーのコースとして作っていくことにしました。

ユーデミー講師として成功するために一番大事なことは、コースを作り続けることです。だから、自分にパッションがあることをコースジャンルに選ぶことは成功する上でとても重要なんことなんです。

2-2.世の中のニーズとすり合わせる

自分に情熱があることが明確になったら、今度はそれらを世の中のニーズとすり合わせして行きます。

例えば、これはかなり極端な例ですが、仮にあなたが「爪切り」に情熱があるとします。

情熱があるからといって、爪切りのコースを作ったとして、そのコースは売れるでしょうか?

おそらく売れないでしょう。なぜなら、爪切りに興味がある人はほとんどいないからです。

それは、特殊な情熱であって、世の中のほとんどの人は、爪切りに興味を持っていません。

じゃあ、どうすればいいのか?

それは、爪切りのコースをそのまま作るのではなく、「爪切りの転売で副業をする方法」などのように、世の中のニーズにすり合わせることが大事になります。

爪切りに興味がある人は少ないですが、副業で稼ぎたい人はたくさんいますよね。

このように、自分の得意なことを世の中のニーズにすり合わせることで売れるコースを作りやすくなります。

これは、かなり特殊な例ですが、なんとなく僕が言いたいことはわかってもらえると思います。

2-3.決まったジャンルをさらにニッチ化できないか考える

例えば、「爪切りの転売で副業をする方法」で解説します。

このままコースを出しても売れなくはないのですが、さらにこのジャンルを絞り込んでニッチ化させることでより売れやすいコースを作ることができます。

転売や副業というのはかなり大きなカテゴリーです。これをそのまま出すよりも、もっと絞り込んだほうが、よりニーズが顕在化している人には響きやすいです。

ただの転売ではなく、「メルカリで転売する方法」などのように、よりニッチにすることで、メルカリを知っている人は響きやすくなります。

それに、メルカリだと、スマホだけでできるイメージがありますので、気軽にできる印象を与えることもできます。

こうすることで、より、ライバルと差別化したコースを作成することができ、より売れやすいコースを作ることができるんです。

3.売れるコースジャンルをリサーチする方法

さらに、ここからユーデミーでライバルをリサーチすることでよりあなたのコースが売れやすいジャンルかどうか調べることができます。

3-1.カテゴリのリサーチ方法

ユーデミーのカテゴリは大、中、小と大きく3種類に分かれています。

試しに、コピーライティングのカテゴリーを検索してみます。

すると、画面右下にコピーライティングに関するユーデミー内の全てのコース数が表示されます。

そこから、フィルターを選択します。

フィルターの日本語を見てみると14コースあることがわかります。

英語圏を合わせたコピーライティングのコースが130コースあって、日本語のコースが14コースあることがわかります。

こうすることで、日本でそのカテゴリーのコースがどれだけ出されているか調べることができるのでライバル調査をすることができます。

日本語にチェックを入れて、評価ごとのコース数を見ることもできます。こうやって、どのカテゴリーで結果を出しやすいか調べることができるので、まずどのジャンルのコースを作るかを決める前にこれらのリサーチをして、ライバルに勝てそうかどうか調べてみてください。

3−2.インサイト機能でリサーチする

ユーデミーは講師向けのリサーチ機能としてインサイト機能というものを提供してくれています。

「ツール」>「マーケットプレイスのインサイト」をクリックすると、ユーデミー全体のマーケティングデータを調べることができます。

興味のあるトピックにリサーチしたいキーワードを入力します。ただ、この機能は、日本語入力してもうまく利用できないので、例えば写真関連のリサーチをしたいのであれば、Photoと入力してみてください。

すると、このようにいくつかPhoto関連のコースカテゴリーを表示してくれます。

試しに「Affinity Photo」を選択してみます。「Affinity Photo」は画像編集ソフトです。

すると、このコースのニーズやコース数の概要が表示されているのがわかります。

月次の中央値というのは、このコースが仮に10コースあったとしたら、報酬が真ん中の5個目のコースが月に405ドル稼げているという意味です。

つまり、このコースを出して、平均的に売れれば毎月405ドル稼げるという意味になります。

ニーズは高いのに、コース数が平均値なので、このコースを作ればチャンスが大きいということです。

さらにここから「受講生」の画面に戻って「Affinity Photo」と検索バーに入力してみます。

このように日本語のコースが1コースもないことがわかります。ということは、もしこのコースを日本語で作成すれば「Affinity Photo」を学びたい人を全て独占できるということがわかります。

もし、このコースがベストセラーになれば、このコース1つだけで、かなりの安定報酬が上がることが、コースを出す前にある程度わかるわけです。

こうやって、結果が出やすいコースを事前に調べることでユーデミーのコースジャンルを選ぶとき、とても参考になります。

3−3.海外の売れているコースを参考にする

「Affinity Photo」の検索結果で出てきたコースの中から「最高評価」のコースを選択して、売れているコースがどのような基準で作られているかリサーチしてみてください。

例えばこのコース。初心者向けのコースです。15.5時間のレクチャー数があります。そして111個のダウンロード可能なリソースも用意されています。

さらに、「コース内容」を確認してどのようなアウトラインでコースが作成されているか調べてみてください。英語ですが、Google翻訳で翻訳すれば、どういう内容のレクチャーで構成されているかリサーチすることができます。

英語圏で売れているコースを参考に日本語でレクチャーを作れば、簡単に売れるコースを作ることができるというわけです。

もし、あなたがデザイナーで、Affinity Photoを操作できるのであれば、このようなレクチャーを作ればベストセラーコースを作りやすくなります。

基本的に英語圏で成功しているジャンルのコースは日本語で作っても売れる確率は高いです。アメリカ人でも中国人でも文化の違いはあってもiPhoneは欲しいですし、Macは欲しいですよね。

だから、基本的に日本人でも、英語圏で成功しているコースを作れば成功しやすいということがわかります。

4.コースの企画を作る

ここまで自分の好きなことやリサーチをしたことで、ある程度作りたいコースジャンルが決まったと思います。ここからは、企画書を作って、さらにそのコースの質を高めるための土台を作っていきます。

コースの企画を作る上で大事なのは3W1Hです。Who、Why、What、Howを洗い出します。

4−1.3W1Hを明確にする

企画を作る上で大事なのは、誰に、なぜ、何を、どのように、届けるかを明確にすることです。

これが明確じゃないコースは、ただ網羅的な説明書のようなコースになってしまいます。

あなたも経験があると思いますが、説明書ってあまり読みたくないですよね。これと同じで説明書的なコースは誰も受けてくれません。

受講生は、目的があってコースを受講しています。その目的を達成するためにスキルを習得しようと思っているんです。

その目的も、人によって様々です。

例えば、22歳のこれから就職をするためにデザインスキルを学ぼうと思ってPhotoshopのコースを受けに来た人と、主婦で空き時間にPhotoshopのスキルをちょっと勉強しようと思ってPhotoshopのコースを受けに来た人では、ゴールが全く違いますよね。

このように、人によって同じPhotoshopのスキルを学ぶ、でも目的が異なるんです。

だから、誰に対して、どういうコースを提供するかを明確にすることで、あなたがコースを提供したい受講生に最適なコースを作ることができるというわけです。

4−2.誰に(Who)

あなたは、誰に対してコースを提供したいですか?まず、一番最初にこれを明確にしてください。

これを決めるコツは、あなたがどういうお客さんとお付き合いしたいかをイメージするといいでしょう。

ある程度収入があって、心が穏やかで勉強熱心な人。

などのように、決めておくことは意外と、大事なことです。

収入が低く、クレーマーのような人に対してコースを提供してしまうと、低いレビューをつけられたり、理不尽な要求やメッセージを送ってくる人がコースに入ってきてしまう可能性があります。

あと、もっと簡単に見込み客を明確にする方法は、5年前の自分と同じような人を見込み客にするという方法です。

そうすれば、悩みや解決策がわかりますので、よりピンポイントに見込み客の満足がいくようなコースを作ることができるはずです。

4−3.なぜ(Why)

あなたは、なぜ、コースを作るのですか?

「お金を稼ぎたいから」というのは、本音ですし、当たり前ですが、それ以外の何か、を明確にしておいてください。

そうすることで、あなたのメッセージが受講生に届きやすくなり、共感が生まれ、あなた自身のファンになってくれる可能性が高くなります。

例えばあなたがデザイナーだとしたら、「デザインをできる人を増やしてもっとデザインの重要性をビジネスの場に浸透させたい」などのようなものでもいいです。

このように、あなたがビジネスをやっている理由を語ることで、そのビジョンに共感した人はあなたが作る次のコースも受講してくれるようになります。

コピーライティングの世界では、「reason why」という言葉があります。

何かを主張したら、必ず理由を説明する、という基本的なスキルです。

これと同じように、あなたがコースを作成したら、なぜそのコースを作ったかという理由を明確にしておいてください。

それを、コースの冒頭で伝えることで、よりあなたという人間性がコースに反映されて、売れやすいコースを作ることができます。

4−4.なに(What)

これは、あなたのコースがなんなのか?ということです。

例えば、Photoshopの使い方、というコース一つとっても、初心者のためのPhotoshopの使い方なのか?上級者向けのPhotoshopの使い方なのか?によって、まったくコースが違うものになってきます。

だから、あなたのコースはなんですか?と聞かれたときに一言ですぐに答えられるようにこれを明確にしておいてください。

もし、これが明確になっていないと、お客さんにメッセージがシンプルに届きません。

タイトルやサブタイトルを付けるときにも重要になりますのでここもしっかりと考えて書き出してください。

4-5.どのように(How to)

どのように、は基本的にはユーデミーで動画コンテンツを提供する、ということになるのですが、もう少し細かく洗い出すことができます。

例えば、スクリーンキャスト形式でコースを提供するのか?ライブ形式で顔出ししてコース提供するのか?によっても変わってきます。

あと、PDFファイルなどのドキュメント資料を提供するのか?Photoshopなどのコースであればサンプルコンテンツを提供するのか?など、色々コンテンツ提供する方法があります。

ただ、動画コンテンツを作って提供するだけではなく、受講生がよりコース体験をスムーズに行えるように考えることが大事です。

そして、ここにアウトラインを考える要素も入ってきます。

5.コースのアウトラインを作る

コースのアウトラインを作る上で気をつけてほしいのは、伝える順番が大事だということです。この順番を間違えてしまうと、せっかくのコースの価値が下がってしまう可能性があります。

イントロで何を伝えるのか?そして、そこからどうやってコースのアウトラインを構成していけばいいのかについて解説します。

5-1.イントロで伝えるべきこと

イントロは、一番最初に受講生にあなたという存在を伝える重要な部分です。ここでミスしてしまうとせっかくのコースも売れなくなってしまいます。

ユーデミーは有料コースの場合、10分間の無料プレビュー動画をコースの中から選択して見せなくてはなりません。

主にイントロを見せるのが普通です。だから、このイントロでミスしてしまうと、コース自体買ってもらえない可能性が高くなります。

受講生は、イントロ部分でさまざまなことを見て買うかどうか判断しています。

講師の経歴や実績、コースを教えるに値するだけの実力がある人なのかどうか、話し方はスムーズか、このように信頼に足る人物なのかどうかをチェックしています。

だから、ここで手を抜かないように気をつけてください。

それでは、イントロで必ず伝えてほしい4つのポイントは次のとおりです。

5-1-1.なに(このコースはどんなコースなのか?)

このコースはどういう人のためのどんなコースなのかを始めに伝えるようにしてください。このコースが自分のためのコースかどうかここで判断できるからです。「Photoshop初心者向けのコースです」と伝えると、これからPhotoshopを初めて学ぼうと思っている人が受講します。中級者や上級者は入ってきません。このようにしっかりとこれが誰のためのコースなのかを伝えるようにしてください。

5-1-2.なぜ(なぜこのコースを受ける必要があるのか?)

次に伝えるべきは、なぜこのコースを受講生が受ける必要があるのか、伝えてください。「Photoshop初心者向けのコース」と言っても、他にもそのようなコースはたくさんありますよね。でも、なぜ自分のコースを受講するメリットがあるのかを伝える必要があります。

コピーライティングの世界ではこれをベネフィットといいます。ベネフィットというのは、受講生が得られる未来の価値のことです。

これをしっかりと伝えることで、コースを最後まで受講する理由が明確になります。

特に、初心者向けのコースを作っている場合は、この「なぜ」は必ず入れる必要があります。

いきなりHow toから入ってもいい場合は例外であります。それは、受講生にその分野の知識がある程度ある場合です。

でも、基本的には、必ず、「なぜ」の部分は入れるようにしましょう。

5-1-3.簡単なあなたの実績

この部分はあまり自慢みたいになってもよくないので、サラッとでいいのですが、あなたがコースを教えるに値する人だということを伝えるために、自分の経歴や実績を伝えるようにしましょう。

そうすることで、あなたに一気に信頼を持ってくれて、最後まで受講してくれる確率が高くなります。

例えば、僕の例だと、冒頭でユーデミーで毎月2000ドル以上稼いでいますと伝えています。これは、僕がユーデミーに関することを教えるに値する人だということを伝えるためにサラッと伝えているんです。

そして、その証拠も提示できればさらに強力です。口で言うだけだといくらでも嘘をつけますので、信じてもらえるような実績がある場合は提示してみてください。

5-1-4.場合によってはレビューのお願いも

イントロでレビューのお願いをするのも、場合によってはありです。ユーデミーで大事なのはともかく多くのレビューをもらうことです。

人は、お願いされると行動しやすくなります。この場合も、なぜレビューをもらいたいのか理由を伝えてください。

例えば、「今後のコース改善に役立てたいのでレビューをもらえないでしょうか?」のように理由を伝えることで、レビューをもらう確率は高くなります。

このようなちょっとした配慮で、コースの売れ行きに大きな差が生まれますので、ぜひやってみてください。

ただ、注意が必要なのが、「★5つのレビューをください」という言葉を伝えるとUdemy側から具体的な星の数のお願いはしないように指摘されますので、ただ「レビューをください」に留めておいてください。

5-2.残りはHow toを伝える

イントロが終わったらあとは、すべてHow toを伝えてください。ここがコースの骨子になる部分です。

手を抜かず、丁寧にHow toを教えてください。この際、ステップバイステップ形式で伝えていくのがおすすめです。

コース制作は最終的に一つの目標に向かって構成されています。その目標に、あなたのコースを順番に見ていくことで到達できるように構成してあげてください。

最初にセクションを洗い出し、あとからレクチャーを細かく追加していくのがいいです。

5-3.セクションごとに目的を分ける

一つのセクションごとに小さなゴールを設定して目的を分けて構成してください。

受講生は、仕事の合間のスキマ時間を使って勉強しています。あまりにセクションが長いとモチベーションを維持しづらくなります。

だから、セクションごとに小さなゴールを設定して、そのセクションが終わるたびに小さな達成感を味わってもらえるようにしましょう。

人のモチベーションは、小さな成功を積み重ねると持続しやすい、という科学的なデータも出ています。だから、あまりに一つのセクションにレクチャーを詰め込みすぎないように心がけてください。

5-4.セクションは8レクチャーまでを目安に構成する

一つのセクションは8レクチャーまでを目安にしてください。もちろん、これ以上作ってはいけないということではありませんが、このぐらいを目安に作ると受講生がスムーズに受講しやすくなります。

これは、ユーデミーが推奨しているレクチャー数です。なので、この辺の数を目安に構成していきましょう。

少ない分には、それほど問題はありませんが、一つのセクションは少なくても2~3個ぐらいはあると望ましいです。

5-5.一つのレクチャーは3分~8分程度を目安にする

一つのレクチャーの時間は、3分から長くても8分程度が望ましいです。これもユーデミーが推奨している時間です。これも、もちろん長いとダメだということではありませんが、一つのレクチャーがあまりに長すぎると受講生の負担が大きくなります。

場合によってはどうしても長くなってしまう場合もあると思いますが、なるべく細切れにレクチャーを作っていってください。

分けられるところがあれば、積極的に分けてください。

5-6.アウトラインを作りやすいおすすめツール

アウトラインを作るときにおすすめなツールがいくつかあります。

一つは、マインドマップ系のツールです。これはどんなツールでもいいので、「マインドマップおすすめツール」などで自分にあったものを選んでください。

XMindやiMindMapなどが有名です。

あともう一つは、Dynalist(ダイナリスト)というツールです。

このツールはアウトラインを構成するのに特化したツールで、思考を階層化させて視覚化するときにとても便利です。

リストの移動なども簡単ですし、直感的な操作が可能なので、ぜひ使ってみてください。無料でダウンロードすることができます。

まとめ

これらがコースを作る上での土台となる重要な構成要素です。

この部分をしっかりと考えてからコースを作ることで受講生に高い評価をもらえるコースを作れるようになります。

いきなり漠然とコースを作るのではなく、ここまで丁寧にしっかりと考えてコースを作ってみてください。

きっとベストセラーコースも夢ではありません。

これができたら、あとはコースをどんどん撮影するだけです。とてもスムーズに撮影できます。ぜひ、やってみてください。

ぜひ、これを参考に一つコースを作ってみてください。

最初は大変かもしれませんが、慣れるとどんどん楽しくなってきます。

起業準備コミュニティ「WayVillage(ウェイビレッジ)」

■WayVillage(ウェイビレッジ)の詳細はこちら → https://offer.wayvillage.community/optini81e5y3s
ABOUT US
山田 どうそん
Udemy受講生2万人以上の自動化マーケティング講師。ビジネスはオンラインで完全に自動化させることが最も重要だと思っている。偽の自動化ではなく本物の自動化しか興味がない。Udemy→海外ツールを使ったマーケティングファネル→サブスク。自動化にはこの3つのスキルが重要でそれ以外のスキルは不要。何より優先すべきは時間。