【 最新の更新日は 2019年12月29日 です】
こんにちは、山田どうそんです。
僕は、現在Udemyの生徒数が1,962人いるんですけど、その全員にEA機能を使ってメール配信してどんなコースを受講したいかというアンケートをお願いしました。使ったツールはTypeformという海外製のアンケートツールです。

なにか特別なプレゼントをしたわけではなく、単純にお願いしただけなので回答数はやや少なめの20名でした。しかし、とても有益な回答を得ることができたのでこの記事でシェアしたいと思います。
普通にお願いしただけで20名も回答してくれるのはありがたいことですよね。アンケートにご協力いただいた皆様、ホントにありがとうございます。
アンケートの目的
今回のアンケートの目的は、Udemyの受講生がどんなコースに興味があるのか調べるためです。
これまで、コースを25コース作ってきて、生徒数は1962名まで増え、平均レビューも4.13という結果になりました。そのおかげもあって、どの程度のクオリティでコースを作っていけば満足してもらえるのか、という基準値はだいたいわかるようになりました。でも、こんなもので満足するわけにはいきません。
こっから更に、より質の高いコースを作り、受講生が満足するコースを作っていく必要があると思いました。だから、みなさんに聴くしかないなということになったわけです。
基本的に僕はネットビジネスで自動収益化モデルを作るために必要なスキルを基準にしてコース作成しています。なので、ネット集客に関することや、ツールの使い方。マーケティングやコピーライティング、動画制作などが主なコースになっています。
会社をやめて、自由な時間で自由に仕事したいと思っている人に向けて、コースを作っています。これは、僕が6年前に抱いていた願望でした。だから、その願望を達成したいと思っている、当時の僕と同じような人に役立つようなコースを作ろうと思っています。
そのようなコース作成を軸にしてアンケートを実施しました。では、その結果を見ていきましょう。
アンケート内容とその回答
アンケート内容とその回答を交互に見ていきましょう。
オンラインスクールで学習する習慣がありますか?

まずは、Yes/Noで簡単な質問に答えていただきました。Udemyの受講生なので、ほとんどYesかなと思ったのですが、一応聞いてみました。
アンケート回答

20名中17名の方がYesと答えました。それはそうですよね。やはり、多くの方がオンラインスクールを受講する習慣があるようですね。
学習すると答えた方は週に何時間ほど学習していますか?(NOと答えた方は0時間を選択してください)

次の質問で、みなさんが1週間にどのぐらい学習しているのかを聞いてみました。コース1つ1つの総時間数の目安になるかなと思ったんです。例えば一つのコースで10時間とかあると、週1時間しか学習習慣がない人なら、単純計算で10週間もかかってしまうわけです。そういう場合は、コースを分割してセグメントを分けてコースを作ったほうが受講生も受講しやすくなりますよね。
アンケート回答

- 1時間〜2時間が55%
- 0時間が15%
- 3時間〜4時間が15%
- 5時間以上が15%
このような結果になりました。
やはり、圧倒的に1時間〜2時間が多いですね。忙しい方も多いでしょうから、どうしてもこのような結果になってしまうのかもしれません。
ただ、5時間以上が15%もあったのはちょっと驚きました。勉強する人は日常的に勉強しているということがわかりますね。
このアンケートからわかることは、コース作成の際には忙しくてなかなか時間がない人でもサラッと学習できるコースと、日常的にガッツリ学習している向けのコースは意識して分けて作成する必要があるということです。
オンラインコースでどのようなスキルを身に着けたいですか?

僕が教えられるジャンルに絞ってどのようなコースを学習したいか聞いてみました。
アンケート回答

- オンラインコース作成:25%
- SEO:10%
- YouTubeマーケティング:10%
- ウェブデザイン:10%
- コピーライティング:10%
- マーケティング:10%
- マーケティングオートメーション:10%
- ブログ集客:5%
- SNSマーケティング:0%
- 動画編集スキル:0%
- その他:10%
正直、このような結果になったのは意外でした。かなりバランスよく別れたなという印象です。
でも一番意外だったのは、動画編集スキルを誰も身につけたいと思っていないということです。動画編集では食えないという感じなのでしょうか?それとも、難しいから敬遠されているのでしょうか?僕としては、これから、動画編集コースを作っていこうと思っていたのですが、アンケート結果を見て作るのをやめることにしました。ニーズが無いということですからね。
逆にオンラインコースを作りたい人が多いのもちょっと予想外でしたね。Udemyを受講している方ですからやはり自分も講師になってUdemyで収益を上げたいと思っている人が多いのかもしれませんね。オンラインコースの作り方のコースをもっと作ることにしました。
あなたはどのようなオンラインコースを作って欲しいですか?具体的にご記入ください。

最後は、具体的にどのようなオンラインコースを作って欲しいか聞いてみました。
アンケート回答
いただいた回答をそのまま載せますね。
- わかりやすいファイナンス
- わかりません
- コースに従って進めていくとコンテンツが出来上がるもの
- コンテンツ作成の方法を細かく学びたいです。
- 経営とマーケティングの両方を体系的に学べるコース
- アプリ開発について
- ワードプレスのカスタマイズ
- ブログと動画で集客する教材
- 初心者向けのできるだけ専門用語を使わないもの
- 猿でもわかる感じのもの
- 自分の中にある人に教えてお金をいただけるようなスキルを見つけ出す方法。
- 受講すると成果物が、できるコース
- 曼荼羅瞑想みたいなもの。脳(思考)疲れをリセット。サラリーマン(私)の固まった脳をほぐして。自由な発想ができるようにしてほしい。たぶん、僕的なコンテンツビジネスは、これをコンテンツにするかな…
- kotlinの日本語サイトです。個人的にkotlinに興味があります。Googleがサポートを引き継いだ関係もありJavaに取って代わるやもしれません。にもかかわらず日本語でのサポートが少く、Udemy的にもニッチな扱いになってます。まぁ海外版見ればことたりるんですけど…
- Djangoでの大規模アプリ開発
- リアルではあまり開催されていないテーマのコースで、こんなことが学べるのか?と思わせるようなコース=>リアルで頻繁に開催されているテーマを家で学びたい、というものでは無い。 /例:家系図の作り方、●●言語の歴史とその成り立ち、観光地での楽しみ方(子どもと名所旧跡を巡る方法)など。
- 自動化の全体像を俯瞰できるコース、方法論を総論的に。
- vue.js
かなり、意見が分かれたなという印象です。アプリ開発などのプログラミングに関するコースを受講したいと考えている方が何名かいらっしゃいますね。他には、初心者にわかりやすいようなコースを希望している方もいます。
相当具体的でニッチなニーズもあることがわかりましたね。このようなニッチなジャンルのコースを作れば、爆発的な売上にはならなくても安定してそこそこ売れるコースが作れるんじゃないかなと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?参考になりましたか?
あなたがもし、Udemyで講師になりたいとお考えであればこのアンケート結果は参考になったと思います。
僕が考えるこれからのコンテンツビジネスの未来は、ニッチにどれだけ対応できるかが大事だと思っています。
UdemyのようなコンテンツマーケットプレイスはC to Cのビジネスモデルです。だからこそ、ニッチのコースを作ってそこまで大きな売上にならなくても、人ひとりが生活の足しになるぐらいの売上を作るビジネスにはなるわけです。
そういうニッチコースがたくさん世の中に出回ってくれば、より一人ひとりの生活の質は向上していきます。そういうニッチをたくさんたくさん作ることができれば、それがAmazonのロングテール理論みたいに、大きな収益を上げてくれるようになります。
今の時代、人の悩みや欲求は細分化されています。悪く言えばワガママになっていると言えます。良く言えばより心の豊かさを求めて飽くなき欲求を追求していると言えます。
サービスというのは、人の欲望や悩みを解決するためにありますから、僕たちビジネスマンは、その欲望や悩みを解決するためにどれだけダイレクトにピンポイントにそれを解決するかを常に考える必要がありますね。
ということで、以上のデータ参考にしてみてください。それではまた。