こんにちは。山田どうそんです。
この記事では、コピーライティングで信用を勝ち取るパートのボディコピーの作り方について解説しています。
ボディーコピーは見込み客から信頼を勝ち取るためのメインとなる重要な部分です。
ボディコピーにはあらゆる要素を盛り込んで、あなたのメッセージを信じてもらう必要があります。
ビジネスで最も重要なものは信頼です。その信頼を得るための重要な部分ですので、この記事でしっかりとボディコピーの基本を学んでください。
ボディコピーの基本
コピーライティングを書く上で必要な5つの要素
まず、ボディコピーの前にコピーライティングの全体の構成についてはじめにお伝えしておきます。
コピーを書く前に、まずは事前準備としてリサーチとオファーを決める必要があります。
リサーチはコピーライティングをする前の土台となる部分です。ほとんどの人が面倒臭がってリサーチで手を抜いてしまいますが、一流のコピーライターはリサーチにとても多くの時間を割きます。
なので、まずは何をおいてもリサーチを一番はじめにする必要があります。
そして次に、オファーです。オファーは提供する価値全体のことで、取引条件全ての事です。
例えば、あなたが提供する商品はもちろんですが、値段、提供方法、返金保証、サポートなど全てが含まれます。
リサーチとオファーを決めたら今度は、セールスレターを書く項目です。
- ヘッドライン(興味)
- ボディコピー(信頼)
- クロージング(行動)
この3つを構成していきます。
この記事では、その中の2番目の信頼を得るためのボディコピーについて解説していきます。
色々なテクニックがありますので、ぜひこの記事で学んでプロモーションに合ったボディコピーをかけるようにしてください。
ボディコピーに必要な3つのこと
ボディーコピーは、次の3つの要素が必要です。
- 見込み客の興味を引き続ける
- 見込み客の感情を増加させる
- 商品に確信を持ってもらう
見込み客の興味を引き続けること
ボディコピーはあなたの文章を読んでもらって、あなたのメッセージを伝えて信用してもらうための重要な項目です。
そのために、一番大事なことは、読み続けてもらうことです。途中で離脱されたら二度とあなたのレターを読んでもらうことはできません。
そのために、大事なことは、リズムを出してテンポを良くして、好奇心を刺激し続けることです。
見込み客の感情を増大させる
人間は、感情で物を買い、理屈でそれを納得させるようにできています。あなたも、自分が今まで何かを買った場面を振り返ってみてください。きっと、最初に何となくほしくなって購入しているケースがほとんどだと思います。
もちろん、車や家などの高額な買い物であれば、しっかりと理屈の部分を考慮して購入する人が多いと思います。でも、数万円ぐらいの商品であれば、なんとなくほしいという感情が先に来て、そのあとに一生使えるから、とか、お得だから、とか後から理屈で納得させているケースがほとんどではないでしょうか?
その感情の中でも特に、欲望、恐怖、怒り、焦り、緊急性、興奮などは行動につながりやすい重要な感情です。
この感情をボディコピーの中でいかに動かせるかが購買につながる重要な要素になります。
商品に確信をもってもらう
見込み客にあなたが提供する商品だけが見込み客の唯一の解決策だということをわからせることが大事になります。
見込み客が、「この商品を購入すれば大丈夫だ」と強い確信を持ってもらうためにあらゆるテクニックを使います。
3つのポイントを実現させるために重要な4つのこと
前回のセクションで話した重要な3つのポイントをしっかりと実現させるために次の4つが重要になります。
- 強く強力な証拠や根拠のある主張をする
- ポイントを説明して広げてサポートする
- 途切れない勢いのある文章で書く
- 強力なサブヘッドを作る
強く強力な証拠や根拠のある主張をする
強いコピーの特徴は体系だってしっかりと説明されているコピーです。正しいコンテンツが正しい場所にしっかりと体系だって組み立てられているコピーはとても説得力があります。
大事なのはあなたの主張をしっかりと組み立てることです。そこで大事なのは、リサーチの段階で、自分の主張を集めて組み立てておくことです。
自分の主張以上に強いコピーは書けません。見込み客があなたの主張に興味を持ち、納得して、あなたの話をしっかりと聞こうと思ってもらえるような主張を体系だって組み立てることで、強いコピーが書けるようになります。
リサーチで主張を集める
リサーチが重要なのは、あなたの主張を見込み客に納得してもらう素材を集めるためです。
そして次の3つのポイントを意識してください。
- 集めた主張を組み合わせてみる
- 事実、ベネフィット、証拠を明確にしておく
- 伝える順番が大事である
あなたの主張というのは、セールスレターを作るうえでとても重要です。この主張があいまいだったり、何を言っているかわからないようであれば、見込み客は混乱してしまいます。
混乱させたら最後です。買ってもらうことはできません。
よく使われる失敗しないオープニング
ボディコピーのオープニングで失敗しない鉄板のオープニングがあります。それは、見込み客がすでに知っている事実からスタートするというものです。
そして、論理的に一歩ずつ進めていきます。リードのテクニックとしてさまざまなものがありますが、何を使っていいかわからない場合は、このオープニングを活用すれば大きく外すことはありません。
ポイントを説明して広げてサポートする
ポイントを整理して広げてサポートするというのは、ちょっとわかりずらいですよね。なので、事例をもとに解説していきたいと思います。
事例:
- Amazonがコンテンツのマーケットプレイスを日本で始める可能性があります。
- なぜなら、すでにアメリカでスタートしているからです。
- kindleも最初にアメリカでスタートして3年ほど遅れて日本でスタートしました。
- だから、Amazonが日本でもコンテンツのマーケットプレイスをスタートさせる可能性は高いです。
- Amazonが日本でコンテンツのマーケットプレイスをスタートする前にすでにこの分野に参入しておくとチャンスが大きいです。
- もし、Amazonでコンテンツのマーケットプレイスがスタートした時、事前にこの分野に参入していればライバルに圧倒的な差をつけてスタートさせることができます。
このように、伝えたいポイントを広げて、細かくその主張をサポートしていきます。さらに、ここに細かいデータとなる証拠を提示できればさらに説得力が増してきます。
途切れない勢いのある文章で書く
これもちょっとわかりずらいので、先に事例をお見せします。前回のセクションで紹介した流れをもとに解説します。
事例:
Amazonのジェフベゾスは一時的にですが、Appleの時価総額を抜いて世界一になりました。その、Amazonはものすごい勢いで成長していて、将来的に世界一の企業になる可能性が高い会社です。そんなAmazonは物販業界に変革を起こし、そのビジネスモデルを活用して個人で転売で稼ぐ人がどんどん増えてきています。しかし、Amazonの可能性はそんなものではありません。(前)
- Amazonがコンテンツのマーケットプレイスを日本で始める可能性があります。
- なぜなら、すでにアメリカでスタートしているからです。
- kindleも最初にアメリカでスタートして3年ほど遅れて日本でスタートしました。
- だから、Amazonが日本でもコンテンツのマーケットプレイスをスタートさせる可能性は高いです。
- Amazonが日本でコンテンツのマーケットプレイスをスタートする前にすでにこの分野に参入しておくとチャンスが大きいです。
- もし、Amazonでコンテンツのマーケットプレイスがスタートした時事前にこの分野に参入していればライバルに圧倒的な差をつけてスタートさせることができます。
この事業に参入するコストはほとんどゼロです。しかも誰でもパソコン一台あればスタートできます。仮に失敗したとしてもなんのリスクもありません。(後)
このように「前」「後」にこのような文章を追加することで勢いが出て、途切れない文章になっていきます。
勢いのある文章を書くポイントは接続パラグラフです。
- 論理的につながっている
- スムーズである
- 簡単に文脈から文脈に移動している必要がある
- 主張が1つ1つ積みあがっている
この4つのポイントを意識してしっかりとリズムのある、流れる文章をつくるようにしましょう。
さらに、接続パラグラフは接続する言葉の選び方が大事です。例えば、「なぜなら」「考えてみてください」「そしてまだ」などのような接続詞です。
これらは、文章にリズムを作るうえでとても重要な要素ですので、しっかりと意識してあなたの主張をリズムよくつなげていくようにしましょう。
うまく実践するための3つのポイント
ボディコピーをうまく書けるようになるために次の3つのポイントを実践してください。
- 強い主張を得るためのリサーチを怠らない
- 自分が提案する主張に自信を持つ
- 会話調で営業をするように文章を書く
これら3つを意識してボディコピーを書くことでうまく効果的な文章を書くことができます。
そして、コピーはマインドにとても強く関係しています。あなたが疲れていていて、やる気がない状態でコピーを書くと、その疲れている感じがコピーに出てしまいます。
だから、しっかりとした状態でコピーを書くように体調やライフスタイルに気を使いましょう。
あと、コピーは書いた後に声に出して読むことをお勧めします。声に出すことで、より会話調で読みやすい文章を書くことができるようになります。
多くの人が声に出してコピーを読みません。だから、これをするだけでその他大勢と大きく差別化することができます。
ちなみに、今この文章を書き終わって声に出して読んでいます。ブログも声に出して読むことで誤字脱字を防ぐ可能性が高くなりますし、句読点を打つ場所も自然とわかります。読みやすい文章で書くことができるので、とてもおすすめです。
よいボディコピーの特徴
よいボディーコピーには、次の2つの要素が含まれています。
- 結論までの論理が買うことが当然のような構成になって作られている。
- 読めば読むほど買わないほうがおかしいと思うように構成されている。
この2つがしっかりとコピーに反映されているかチェックしてみてください。
テンポ・リズムの良い文章を書くコツ
テンポやリズムがいい文章は次の2つです。
- 長い、短い、ブレッド、などを組み合わせてリズムのある文章を作る。同じテンポは飽きる。
- 句読点を活用する(例:「」、!!、()、…など)
この2つを意識することでテンポがよい、リズム感のある文章を作ることができます。
強力なサブヘッドを作る
ボディコピーの中にあるサブヘッドには次の3つの目的があります。
- 目を休める
- 最後までお客さんの注意を維持する
- テンポを良くする
多くの人のサブヘッドの見かた
ほとんどの人がセールスレターを見ているとき、本文を熟読するのではなく、サブヘッドをスキャンするように見ています。
なので、サブヘッドは文字を大きくしたりキャッチーなコピーを持ってきたり装飾したりして、重要な言葉を持ってきます。
サブヘッドの作り方のポイント
サブヘッドを読んで本文を読みたくさせるように誘導します。
例えば、「このように●●」などのようにして、かくして興味をそそったりするのも効果的です。
その他にもベネフィットをサブヘッドに入れたり、強い単語を使って本文を読みたくなるようにしましょう。
スピーディーにコピーを書くための方法
コピーを書く前の重要な3つの心構え
コピーを書く以前に、そもそも論として重要な心構えをお伝えしたいと思います。
1つ目は、からだのメンテナンスです。
コピーライティングというのは、アスリートと同じだと思ってください。特に短距離走のようなものだと思ってもらうとわかりやすいと思います。
一流のアスリートというのは、常に食事、睡眠、自分の体の状態を最高の状態に維持していますよね。
コピーを書くのもこれと同じだということです。
このような、高い心構えがないひとは、コピーライターに向いていません。
ただ、文章を書くだけだと思うかもしれませんが、コピーはとても集中力を必要とする仕事です。
二日酔いで体調が悪いとか、寝不足だとか、そのような状況でコピーを書くことはできません。
そして、2つ目は健康管理です。
基本的に、ストレスがあって、疲労感が常にあるような人は、コピーを書くことはできません。
とても基本的であたりまえのことですが、このことを忘れないように常に自分の健康管理には意識して過ごしましょう。
そして、3つ目は書く場所です。
コピーを書いている最中、誰にも邪魔されない環境を作りましょう。
自分が最も集中できる場所でコピーを書くようにしてください。
人によっては、カフェが集中できる人もいるでしょうし、自分の部屋が集中できる人もいると思います。
自分が一番仕事をしていてパフォーマンスを出せる環境でコピーを書くようにしましょう。
コピーの冒頭は勢いが大事
コピーは映画の冒頭と同じように、特に最初を勢いよく書いていく必要があります。
ヘッドライン、リード、ボディコピーは勢いよく書いていきましょう。
その中でも、ヘッドラインとリードには次の3つのポイントがあります。
- 見込み客との感情の共鳴や共感
- 見込み客の夢をかなえる信頼性の約束
- びっくりするようなストーリーか驚きのあるトレンドで心をわしづかみにして相手を誘惑する
そして、コピーを書いている場合は、しっかりと着地点があることを確認しながら書いていきましょう。これは、論理構成とも関係してきます。
例えばマンガのワンピースがいい例です。かなり早い段階のストーリーと後半部分のストーリーがしっかりとつながっています。
これは、作者の尾田栄一郎さんが、最初からゴールを見据えてマンガを描いている証拠です。
その場限りの行き当たりばったりで書いているわけではないということの証でもあります。
全体の流れがしっかりあって、そのゴールに向けて、すべてがつながっているイメージです。
そのように、しっかりと最初からゴールである着地点を明確にしておくことで、すべての論理構成が説得力のあるものになります。
一番ダメなのは、見込み客を混乱させることです。人は、混乱するとその時点で、セールスレターを読むのをやめてしまいます。
コピーのすべてはビッグアイデアやテーマ、主題へとつながっている必要があるんです。
話し言葉やフレーズを使う
文章の書き方には大きく2種類あります。
1つは、文語体、そしてもう一つは口語体です。
普段、文章を書くときに利用されるのが文語体です。これは、一般的に文章を書くときに利用されるものです。
まさに、このブログで書いている書き方が文語体です。
でも、コピーライティングで文章を書くときは、口語体のほうが、読みやすく成約率が高くなる傾向にあります。
理由は、
- 情景を浮かべやすい
- 感情を刺激することができて心に響かせることができる
- リアルな会話をしているように感じる
という特徴があるからです。
口語体は、特に声に出して文章を読むことでより自然な文章にすることができます。
テンポを良くする
文章は、テンポよく書くことが大事です。
一文はなるべく短くしてリズムよく読めるようにしましょう。
同じリズムでダラダラと書かず、一文に変化をつけてかくことで、テンポがよくなります。
テンポをよくするために、5~10個のパラグラフごとにサブヘッドを挿入することも大事です。
ほかにも、ブレットを入れると読みやすさがさらに増します。もし、ブレットが多すぎる場合は、ブレットごとにカテゴリーをつけてグループ化することでさらに読みやすくなります。
そして、何度も言っていることですが、論理的に文章を構成すること。これもテンポを良くするうえで重要なことです。
書く時間と編集を分ける
ライティングはアクセルで、編集はブレーキのようなものです。なので、ライティングしながらエディティングをするのではなく、ライティングと編集は分けて行ったほうがいいです。
なるべくなら、書いた翌日などに、日をを分けて編集するようにしましょう。
文章を感情的に
喜怒哀楽のどの感情を見込み客が支配しているかを明確にしたら、それを刺激したコピーを書くようにしましょう。
感情を刺激しやすい言葉を選ぶようにします。例えば、不名誉や激怒、陰謀に関するキーワードを使って、文章に感情が動くような要素を入れていきましょう。
声に出して読む
先ほども言いましたが、声に出して読むことで句読点の場所や、読みやすい文章のチェックなどを行うことができます。
つっかからないように読めるか実際に声を出して読んでみて下さい。
これによって、つまらない文章を書いている場所や話し言葉へ変更しやすくもなります。
効果的なブレット・ファッシネイションとは
ブレットはなぜ必要なのか
ブレットというのは、箇条書きのことです。次のように黒い点が拳銃で穴を開けたように見えるためにブレットと言われています。
- アイウエオ
- かきくけこ
- サシスセソ
ブレットには、次ようなメリットがあります。
- ベネフィットをわかりやすく伝えることができる
- 文章を読みやすくする効果がある
- 見込み客の注意を継続させることができる
- 相手の欲求を少しずつ刺激することができる
ブレットにはこのようなメリットがありますので、注意を引きたいときや箇条書きで見やすくしたいときに利用すると効果が高いです。
ファッシネイションとは?
ファッシネイションというのは、魅惑するという意味です。これもブレットと似ていますが、単に箇条書きにするのとは少し違います。
強いティーザーコピーがブレット形式になっているものがファッシネイションだと思ってください。ティザーコピーというのは焦らしコピーのことで、好奇心をそそるような煽りコピーのことを言います。
史上最も開封されたダイレクトメールで次のようなものがあります。
飛行機で食べてはいけないものとは…
このコピーは日本人が見ると何の変哲も無いコピーに見えますが、アメリカ人からしたらとても興味をそそるコピーなんです。
アメリカ人は、日本人がタクシーを使うような感覚で飛行機に乗ります。
頻繁に飛行機に乗るアメリカ人からしたら、飛行機で食べてはいけないものがあるのか?と気になるわけです。
ちなみに、この答えは、「全ての食べ物を食べてはいけない」というものらしいです。飛行機のような気圧が変化する場所で食べ物を食べること自体が体によく無いそうです。
僕も経験がありますが、飛行機でお酒を飲むととても酔っ払います。ほんの少ししか飲まないのに酔っ払うのは気圧の問題です。
まあ、答えを聞けばなんてことないことなんでしょうけど、普段毎日のように乗っている飛行機で食べてはいけないものがあるということはとても好奇心をそそりますし、答えが気になりますよね。
このような、好奇心をそそるブレットをファッシネイションと言います。
セールスレターを書くために必要な能力
セールスレターを書くために必要な能力は、魅力的なブレットを書く能力と、商品の魅力を見つけ出す能力です。
この2つは、最も強力で身につけておくべきスキルだと思ってください。
一流のコピーライターはブレットとファッシネイションを大量に書きます。
ブレット・ファッシネイションのテンプレート
ここでは、ブレットとファッシネイションのテンプレートを一つずつ紹介していきます。ケースバイケースで使い分けてください。
テンプレ1:ハウトゥ
●●のやり方、●●の方法などは、自然と好奇心が湧きます。
例:売り上げを2倍にする方法
さらに、具体的に「ツイッターで売り上げを2倍にする方法」のようすると、さらにわかりやすく好奇心を掻き立てます。
テンプレ2:秘密・秘訣
誰もが自分の知らない何かを知っているから成功していると思っています。
例:成功の秘密。
さらに、具体的に「1銘柄だけで利益を100倍にする秘訣」のようにすることでさらに好奇心を掻き立てることができます。
テンプレ3:なぜ
これは、条件をつけることで好奇心を掻き立てる方法です。
見込み客が興味を持っていることやベネフィットになることを書いてください。
なぜ、そのような結果になっているのか明らかにできるときに使うと効果的です。
例:なぜ、1日2時間の作業で毎月安定してサラリーマン以上の収入を得ることができるのか?
特に、陰謀関連でコピーを書いているときに、この手法は効果的に働きます。
テンプレ4:なに…、〜な事
これは、見込み客に具体的な行動の指示を与えるときに使います。
例:失敗しないためにあなたがするべき事
他にも、価値が高くて限定的な情報を提供するときにも使えます。
例:成功者が決して教えてくれない事
テンプレ5:絶対にダメな…
人は誰しも失敗をしたくないと思っています。ダメなことを強調したり警告するときに使います。
例:やってはいけないこと、コンビニで食べてはいけないもの
基本的にネガティブな情報のほうが人の心を動かしやすい傾向にあります。
人は失敗しないために、やってはダメなことに注意を向けてしまうのです。
テンプレ6:更に…
これは、ブレットの最後のほうに使うと効果的です。イメージでいうと、テレビ通販のセールスのような感じです。
テレビ通販は、最後に必ず「更に、これもおつけして…」と追加で商品を特典としてつけてきます。
このように、もっとたくさんのものが提供できる、たくさんの情報を提供できるときに使ってください。
テンプレ7:数字
数字は、究極の具体性です。数字は明確であり、人に強烈な印象を与えます。
何事も数字にできないか考えてみてください。
数字で、メッセージをグループ化することでわかりやすくなりあなたのメッセージが明確になります。
テンプレ8:〜ですよね?いいえ、違います。
この手法は、常識や思い込み、予測を否定することで見込み客の注意を引くテクニックです。
そこから自分の提供するベネフィットを提示するとより効果的です。
テンプレ9:警告
危険が待ち受けていることを知らせる場合に使えます。
このブレットはプロモーションが恐怖をベースにしている場合に効果的です。
テンプレ10:あなたは…
見込み客がすでに信じていることや、やっていることを聞いて、ベネフィットや指示をオファーする方法です。
例:あなたはすでに動画をやれば成功しやすいことを知っていますよね?
こんな風に、使うことで勢いをつけるのに効果的なブレットです。
テンプレ11:ブラインドネーミング
これは、テクニックや情報やメソッドに自分で勝手に名前をつけてベネフィットと融合させるやり方です。
例:1週間速習プログラミングマスタープログラム
このように、名前をつけることで、自分の提供する価値に名前をつけてわかりやすく表現します。
テンプレ12:ずるい・卑怯・陰謀
誰かが何かを知っているような隠された情報があることを示唆する書き方です。
例:医師が答えました。自分がガンになったら抗がん剤は使わないと…それにはこんな秘密が隠されているからなんです…
このように、何か隠された情報がありそうに表現することでそれを知りたくなります。
テンプレ13:ファクトとベネフィット
ファクトとは事実のことです。面白い事実で興味を引きつけてその直後に強いベネフィットを伝える方法です。
事実の後に、ハウトゥかWhyのブレットでつなげていきます。
例:2020年以降、マックジョブ化が進むと言われています。マックジョブ化とは年収180万円の単純労働の仕事が増えるということです。なぜマックジョブ化が迫っているのにいますぐ動画ビジネスをスタートして自分で毎月100万円以上稼げるスキルを身につけようとしないんですか?
このように、事実の後に、ベネフィットと理由をセットで伝えています。マックジョブ化という言葉は聞きなれない言葉ですよね。興味を掻き立てて、その後にベネフィットにつなげています。
テンプレ14:直球ベネフィット
これは比較的簡単です。単純にベネフィットを主張します。
スタート部分は行動の動詞にしてすぐにベネフィットを伝えます。
そして、次のブロックでは主張を強くしたり深くしたり証明したりして更にベネフィットを強化して伝えます。
例:動画ビジネスであなたは仕事をやめるだけのお金を稼げるようになります。なぜなら、僕がそうなっているからです。先月僕は動画ビジネスで何もしなくても26万円の収入を得ることができました。だからあなたにもできるんです。
いきなりストレートにベネフィットを伝えています。そこから更に主張やベネフィットを強化しています。
テンプレ15:具体的な質問
興味深い質問をして見込み客を振り向かせます。
続けて、見込み客が望んでいる解決法に繋げるか、もしくは商品を紹介してください。
例:なぜあなたはブログを毎日書き続けているのに全く収入が上がらないかご存知ですか?理由は簡単です。昔と違って、単純にライバルが強くなったからです。ブログのSEOは椅子取りゲームです。ライバルが強くなり勝つのが難しくなりました。だから、あなたはもうブログをやって稼ごうなんて思っていてはダメなんです。今すぐ、動画ビジネスを初めてライバルがいない市場で勝負してください。
テンプレ16:もし〜ならば…
条件を提示して見込み客との関係を作ることができます。見込み客が特定のグループに属しているか?もしくはある事柄を体験しているかを聞くことで関係を作ることができます。
例:もし、会社をやめて海外にいつでも旅行に行けるライフスタイルが手に入るとしたら、あなたは今の仕事を続けていますか?
テンプレ17:〜のとき(When)
特定の時期にベネフィットを提供している場合に使います。いつ、どうやって手に入るかを知りたくなり興味が湧きます。
これは、市場の流行りに乗っかるプロモーションの時により効果を発揮します。
例:ICOで値上がりが期待できる、ある銘柄が、ある時期に仮想通貨取引所に上場する予定です。
テンプレ18:もっと早くてもっとも簡単な
これは、魔法の薬と同じです。人は、「今すぐ、楽して、簡単に」結果を欲しがる生き物です。特に現代人はこの傾向が強いです。
これを、クイックイージーと言います。
特におすすめな方法が、「この秘密があなたを幸せにします」というように、秘密がその人を幸せにしてくれるようにメッセージを伝えることです。
この時のニュアンスとして、本人は何もしなくてよく、秘密に何かをしてもらえるというニュアンスで伝えることが大事です。
例:この秘密の飲み物を毎朝コップ1杯飲むだけで、自分が望んでいなくても、1週間もすれば、自然と体重が落ちてきてしまうのです。特に何かをしたわけではなく、その飲み物を水を飲むように普通に飲んだだけなんです。
これは、秘密の飲み物が自然を痩せさせてくれているニュアンスが出ていますよね。このように、秘密がその人に自然に効果を発揮してくれるように表現しましょう。
テンプレ19:真実
矛盾していることや物議をかもしている問題や、白黒付いていない問題の答えを提示します。
例:コーヒーは体にいいのか?悪いのか?
コーヒーは少し前までは体に悪い飲み物と言われてきました。しかし、最近では、ガン予防になるという研究結果が出て、体にいい飲み物という説に変わりました。
でも、いまだに諸説あります。このように、世間で物議を醸している問題に対して真実を伝えることができるのであれば、それをメッセージとして伝えることで興味を掻き立てることができます。
テンプレ20:より良い
何かがいいという「思い込み」がある場合、あなたがそれよりももっといい方法を知っているのであれば有効なブレットです。
テンプレ21:唯一の・たった1つの
唯一の方法やベネフィット、情報などがあるときに使えます。大きな可能性をアピールする手法です。
限定性や希少性として働くブレットの一つです。
しょぼいブレットを更にブラッシュアップする方法
しょぼいブレットを改善する3つのステップ
しょぼいブレットを簡単に改善できる3つのステップを紹介します。
- 具体性を加える(数字など)
- メソッドを加える(ベネフィットを実現できる方法論)
- 信頼性を加える
この3つを意識するだけで、ブレットが見違えるほどいいブレットに変わります。
しょぼいブレットを3ステップで改善する実例
まずは、しょぼいブレットを作ります。
しょぼい例:2019年にネットビジネスで稼ぐ方法
しょぼいですね。じゃあこれをステップ1から3まで加えて改善していきましょう。
ステップ1:具体性
例:2019年に月収100万円にする方法
具体的な数字を入れて具体性を出しました。
ステップ2:メソッド
例:「YouTubeマーケティング」で6ヶ月間で月収100万円になる方法
YouTubeマーケティングというメソッドを加えることでより具体的になり魅力的なブレットになりました。更に、「6ヶ月間で」という具体性も強化することで、更によくなりましたね。
ステップ3:信頼性
例:チャンネル登録数10万人の僕が教える「YouTubeマーケティング」を使って6ヶ月間で100万円になる方法
チャンネル登録数10万人という実績を乗せることで、信頼性が一気に増しましたね。
どうでしょうか?最初に比べてかなり魅力的なブレットになったのがわかると思います。
秘密や謎がない状態でブレットを作る方法
あなたのプロモーションがどうしても興味を掻き立てられるような秘密や謎がない状態でセールスしなくてはいけない状況もあると思います。
その時は、次の3つを意識してブレットを作ってください。
- 明確にする
- 相手が望んでいることを入れる
- 強い動詞や言葉を入れる
この3つを意識するだけで、なんでもないブレットが強いブレットになります。ぜひ、意識してみてください。
まとめ
ボディコピーは信頼を得るための項目です。
その中で、これだけは身につけて欲しいというものが2つあります。
それは、ストーリーを語ること。そしてもう一つはブレットを入れること。
この2つです。
この2つをしっかりと作れるようになってください。あとは、これに「コピーライティング講座:オファー編」で話している「証拠」の要素を入れていくことで、あなたの主張を最終的に納得させることができます。
最近のコピーライティングはいきなりストーリーから初めて、一気に本文に引き込む手法で高い成約率が出るというデータが出ています。
これは、すでにアメリカでは当たり前のことで、すでに、コピーライティングのテクニックとしてストーリーテリングが最も効果があることが証明されています。
ですから、まずは、「コピーはストーリーを語る」と頭に入れておいてください。
そして、もう一つがブレットのスキルです。アメリカのコピーライティングの世界では、ブレットを作る専門家がいるほどブレットの重要性が広く理解されています。
なので、ともかくブレットをいろんな手法で作れるようになっておいてください。
おすすめなのは、今回紹介した、各種テンプレートを活用してブレットを作ってみることです。そして、パターンを真似して、いいブレットのスワイプファイルを作りましょう。
あとは、実践あるのみです。
ぜひ、手を動かしてともかく書いてみてください。
それではまた。