今回のビジネス心理学はベビーフェイス効果について記事にしたいと思います。
ベビーフェイス効果
人は赤ちゃんに非常に癒される傾向にあります。
心理的に動物の赤ちゃんを含め、かよわいものに無条件で心を許してしまう傾向があり、これをベビーフェイス効果といいます。
ベビーフェイス効果はもちろん赤ちゃんがベストなんですが、必ずしも赤ちゃんだけではなく、「ゆるキャラ」はまさに、この心理に働きかけているマーケティング手法です。
また、童顔なかわいらしい女性を起用するのもベビーフェイス効果を活用しています。
東京ガスさんは、ゆるキャラと女優さんを広告で起用していて、東急リバブルさんもCMに子供をよく起用しています。
このようにCMでよく子供や赤ちゃん、女性、ゆるキャラが出てくることが多いですよね。
これはベビーフェイス効果を使っているんです。
ビジネスへの活用法
ベビーフェイス効果はテレビのCMで活用されているのはもちろんなんですが、インターネットのビジネスでも、ものすごい活用されています。
Facebookをよく見ていると、赤ちゃんや、小さい子供、動物を多く目にしますよね。
人間は、赤ちゃんや動物を目にすると意識を思い切り持っていかれるんです。
インターネットの広告で難しい点は、相手の意識を止めることです。
赤ちゃんに関するビジネスをしている人は、赤ちゃんを起用しても違和感がありませんが、僕のようなインターネットビジネスをしている人は赤ちゃんの画像を起用しても、内容と広告の距離が離れ過ぎてしまいます。
そこで、赤ちゃんではなく、童顔の女性をメッセージやアイキャッチにすることで、かなりマーケティングで注意を引くことができます。
最後に
僕たちのようなマーケッターはインターネットでビジネスをする際に何をしなければいけないかというと、お客さんの目、意識を止めるのが最優先です。
その際にこのベビーフェイス効果は非常に効果的なんです。
自分の顔を起用するのもビジネス戦略として使う時もありますが、広告など最初のインプレッションを惹く際は、赤ちゃん、子供、動物、女性を起用することは、戦略として活用できます。
注意を惹きたい時にとても効果的な心理学なのでぜひ活用してみて下さい。