個人でもできるジョイントベンチャーのメリット・デメリットと成功事例

こんにちは、山田どうそんです。

僕はこれまで、大規模なジョイントベンチャーから個人レベルの小規模なジョイントベンチャーまで数々のジョイントベンチャーを実践してきました。

近いところでそれなりの大きなジョイントベンチャーで成功した事例だと、2017年に初期費用3万円、月額1万円のFXツールの販売で初月500万円を売上げ、次月から、毎月130万円ほどの売上がたつジョイントベンチャーで成果を出しました。

今でも、そのときに売り上げた収益が毎月安定して僕の口座に振り込まれています。

その他にも、最近だと、Udemyのベストセラー講師である、石崎力也さんと小規模ですが、ジョイントベンチャーをやらせていただいて、エバーグリーンの仕組みで自動で売上が立つ仕組みを構築しうまく回っています。

実は、企業レベルのもっと大きなジョイントベンチャーも経験していますが、今回の記事では、「個人でもできる」というのがテーマなので、そのへんの話は少しだけに留めて、個人の方や中小企業の社長の方でもできるようなジョイントベンチャーのやり方について解説していきたいと思います。

これから、ジョイントベンチャーを自分のビジネスに取り入れたいと考えている方は、参考になると思います。

1.ジョイントベンチャーのメリット・デメリット

ジョイントベンチャーは、事業を大きくするためにとても有効な手段の一つですが、メリットも大きいぶんもちろんデメリットもあります。その両方を加味して、自分に向いているかどうかの検討材料にしてください。

1-1.ジョイントベンチャーのメリット

ジョイントベンチャーのメリットは、相手の強みと自分の強みを生かしてより大きな事業をすることができるという点にあります。特に大きなメリットはスピードが早いということです。

例えば、自分に魅力的な商品があるとして、それを売りたいとします。でも、売るためのメディアやメルマガがない場合、0からつくっていたら、多大な時間が必要になります。

でも、もし、すでに大きなメディアを持っている人や、メルマガリストを大量に持っている人とジョイントベンチャーをすることができれば、あっという間に、商品を販売して大きな売上を作ることができることになります。

ジョイントベンチャーの最大の魅力とメリットはそのスピード感だと言えます。

他にもあります。ジョイントベンチャーは成果報酬型なので、リスクが小さくて済むというメリットもあります。お互いでビジネスに取り組み、その結果を分配するので、先出しでお金が出るということが少なくてすみます。多少の外注費などはかかる場合がありますが、それでも少額で済みます。

もし、本来ジョイントベンチャー相手が担っていくれているリソースを他の会社に外注した場合、より多大なコストがかかることになります。

ですので、費用面のリスクから見てもジョイントベンチャーはメリットが大きいんです。

1-2.ジョイントベンチャーのデメリット

ジョイントベンチャーのデメリットは、100%自分のコントロールでものごとを進めることができないという点です。相手が存在しているので、相手の状況によって、自分もそちらに合わせなくてはなりません。

例えば、ジョイントベンチャー相手が、仮に納期が遅れて仕事の進み具合が遅れた場合、こちらとしてはコントロールするのに限界があります。早く納品するように催促することはできますが、場合によってはそれでもうまくことが運ばない場合もあります。

ジョイントベンチャーは、自分や自社だけで完結させることができないので、相手がどのような人なのかがとても重要なポイントになります。

もし、ジョイントベンチャー相手が信頼できないような人であれば、途中で、その企画が頓挫してしまう場合もあります。そのへんを踏まえて、ジョイントベンチャー相手はしっかりと決める必要があります。

2.個人でできるジョイントベンチャーの種類

企業単位の大規模なジョイントベンチャーには様々な種類があると思いますが、今回僕がお伝えするのは、個人レベルや小規模な会社でもできるぐらいのジョイントベンチャーの種類です。そこで、まず、あなたがどちらの立ち位置でジョイントベンチャーを組むのかを明確にしておく必要があります。

2-1.コンテンツメーカーとしてジョイントベンチャーを組む

あなたがもし、商品を持っているコンテンツメーカーだとしたら、マーケッターとジョイントベンチャーを組む必要があります。ブログのアクセスが大量にある人や、YouTubeでたくさんのチャンネル登録がある人、Twitterでたくさんのフォロワーがいる人や、メルマガリストを大量に保有している人です。

このような人と組まないと、ジョイントベンチャーを組むメリットはありません。それと、基本的には、その相手がしっかりとマーケティングができるかどうかをチェックしましょう。

どんな商品を販売するにしろ、マーケティングができないと、商品を販売することはできません。

  • セミナーで販売する
  • ウェビナーで販売する
  • メール配信のみで販売する
  • プロダクトローンチで販売する
  • エバーグリーンローンチで販売する

このように、ジョイントベンチャーで商品を販売すると言っても、さまざまな販売方法があります。

マーケッターがどのようにして、あなたの商品を売ってくれるのかを事前に打ち合わせして、しっかりとお互いで納得がいく販売方法でセールスしたほうがいいです。

2-2.マーケッターとしてジョイントベンチャーを組む

逆に、あなたが売る商品はないけど、ブログのアクセスやYouTubeのチャンネル登録がたくさんあったり、Twitterのフォロワーや、メルマガリストがたくさんある場合は、コンテンツメーカーを探してジョイントベンチャーをする必要があります。

コンテンツメーカーを探す場合、その商品が売れる商品かどうかをしっかりと調べてからジョイントベンチャーをすることです。

コンテンツを作っている本人は、自分が作った商品は最高だと誰でも思っています。

でも、客観的に見て、売れない商品を扱っている人はたくさんいます。そのへんをしっかりと見極めてジョイントベンチャーしないと、そもそも売れない商品を時間をかけて販売するはめになります。

あなたがもし、マーケッターで、短期間で大きな売上を上げたいと思うのであれば、プロダクトローンチやウェビナーがおすすめです。

長く安定した売上を上げたいのであれば、エバーグリーンローンチでビジネスモデルを作ることをおすすめします。

僕は、今現在は、エバーグリーンローンチで商品を販売しています。一気に大きな売上は経ちませんが、定期的に安定した売上が経つような仕組みになっています。

3.ジョイントベンチャーの契約書はどうしたらいいのか?

ジョイントベンチャーの契約書は、基本的には交わしたほうが無難です。なぜなら、実際にやってみたら、思ったようにうまく進まなかったというケースも結構あるからです。

特に、相手が報酬を釣り上げようとしてくる場合、契約書があると、そのようなことができなくなるので安心です。もし、口頭だけの約束だと、あとからいくらでも、報酬面で改善するように言われる場合があります。

ただ、場合によっては必要のないケースもあります。その両方を紹介するので、自分にあった方法でやってください。

3-1.契約書が必要な場合

ある程度、大きな金額が動くことが想定されるようなジョイントベンチャーであれば、契約書を撒いておいたほうが安全です。特に、月額課金のジョイントベンチャーや、エバーグリーンのジョイントベンチャーの場合、中長期的に一緒にビジネスをすることになります。その場合、最初に決めた約束事を守らないケースが出た時トラブルになりかねません。

そのような、無用なトラブルを避けるために、最初に契約書を作っておけば、お互い安心ですし、もし意見の相違があった場合、契約書を振り返れば、解決しやすくなります。

なので、基本的には、契約書をお互いで交わして、割印を押した契約書を双方で持っておくと安心です。

特に、相手が振込口座を管理している場合は、あなたからしたらリスクになりますので、必ず作るようにしましょう。相手にお客さんのお金が振り込まれるわけですから、払わないという選択をしようと思えばすることができます。

それと、お金だけではなく、どちらがコンテンツやマーケティングのリソースを管理するかも大事なポイントです。あちら側にサーバー管理権限があったり、メルマガ配信権限がある場合は、なおさら、契約書をしっかりと撒いて、その辺のリスクを管理するようにした方が無難です。

3-2.契約書が不要な場合

お互いのジョイントベンチャーがそのほど大規模ではなく、信頼関係がしっかりと作れている人同士のジョイントベンチャーであれば、契約書は不要です。特に、決済システムがしっかりしていて、お互いに最初に約束した通りに、自動で振り込まれる仕組みがあるのであれば、お金の面でのトラブルにはなりません。

UdemyやTeachableのシステムを使えば、売れた分が自動で割り振ったパーセンテージでお互いのPayPalアカウントに振り込まれる仕組みになっています。このように、お金のトラブルにならないような、システムが最初から組まれているようであれば、敢えて契約書を交わさなくても安心してジョイントベンチャーをすることができます。

最近では、僕はこちらの信頼できる人とのジョイントベンチャーしかやりません。契約書を敢えて作らないとできないような人とはしないようにしています。トラブルのリスクを抱えてまで、ジョイントベンチャーをしたくないというのが本音です。

ただ、ジョイントベンチャーは、一気に売り上げをあげるのにはとても効果的なので、売り上げを優先的に考えるのであれば、色々な人と積極的にジョイントベンチャーを仕掛けていくことも大事なことです。

4.ジョイントベンチャーの費用負担と収益配分

ジョイントベンチャーの場合は、そこまで大きなコストがかからないのがメリットではありますが、多少のコストはかかります。システム代として、数万円程度は先出しでかかってしまうケースがほとんどです。

この辺の費用負担をどうするのか?についてと、収益配分はどうしたらいいのか?について解説していきます。

4−1.ジョイントベンチャーの費用負担

費用負担はお互いの話し合いで決めることが多いので、どちらが、ということは明確にはありませんが、僕が一番多かったのでは、マーケッター側が、先に費用負担しておいて、後から、売り上げから差し引く方法です。そうすることで、結果的にお互いが費用負担をしていることになります。

ただし、数千円や数万円程度の低い金額の場合は、リソースを管理している側が負担するケースがほとんどです。例えば、メルマガのスタンド代金は数千円程度の場合があります。そのような場合は、そのメルマガスタンドを管理している人が、メルマガリストを握っていることになるので、その分重要な情報を持っていると言えます。だから、その代わり、メルマガスタンド代金を管理者が負担して支払うという方法です。つまり、コンテンツやメルマガリストなどのリソースを握っている方が負担するという方法ですね。

もしくは、後から売り上げから計算して振り込んだりなどの手間が面倒な場合は、システム代金などを負担している方が、60%と、多く報酬をもらうという設定にするやり方もあります。そうすることで、余計な手間が省けますし、費用負担している方も、納得できる取引になるからです。

4−2.ジョイントベンチャーの収益配分

ジョイントベンチャーの収益配分は、お互いの話し合いによるので一概にいくらというのは言えませんが、基本的にマーケッターの方が高い割合で収益設定することが多いです。なぜなら、メルマガリストを持っているのは、マーケッターだからです。

ただ、例外もあります。それは、コンテンツメーカーが有名人だったり、大きな影響力がある場合です。この場合は、マーケッターよりも多くの収益をもらえる場合があります。

しかし、それは稀な場合なので、基本的には、マーケッターが6割か7割要求してくるケースが多くなります。なので、あなたがもし、コンテンツメーカーなのであれば、いかに5割に持っていくかが交渉のポイントになります。

僕の場合は、基本的に5割5割でしかジョイントベンチャーはやりません。お互いが気持ちよく仕事できるし、お互いで責任を持てるのが5割だからです。

なので、あなたの状況に合わせて設定して欲しいのと、あとは相手方との交渉力になりますので、その辺は臨機応変に対応してください。

ここで気をつけて欲しいのは、自分だけ利益が大きくなるように設定しないということです。そのような設定をすると、最初はいいとしても、お互い長い関係を築くのが難しくなります。

それに、もしあなたがコンテンツメーカーなのであれば、勘違いをしないように注意してください。マーケッターからしたら、コンテンツメーカーというのはたくさんいます。なのに、自分は特別だから大きな報酬をもらおうなどとは考えないようにしましょう。

実は、貴重なのはマーケッターであり、コンテンツメーカーではないのです。どうしても、自分が提供する商品は特別だと思ってしまいがちです。しかし、そのような考え方を持たずに、謙虚にジョイントベンチャーパートナーと話し合いを進めていきましょう。

5.僕がジョイントベンチャーで利用しているWebサービス

僕が普段ジョイントベンチャーで利用しているWebサービスは次の通りです。

  • ConvertKit
  • Teachable
  • Deadline Funnle
  • Zapier
  • Squarespace
  • Stripe
  • PayPal
  • Canva
  • Sumo
  • Envato Elements
  • G Suite

特に、ConvertKitやTeachable、Deadline Funnle、Zapierはマーケティングオートメーションを組む時に必須になります。僕はジョイントベンチャーをやる時に、エバーグリーン形式でやることが多いので、これらのシステムは絶対に必要になります。これら4つ合わせても、月額2万5千円ぐらいですみます。

今、僕は石崎さんとVideoCreation.cloudという企画のジョイントベンチャーをしていますが、これはSquarespaceを使って、自動で売り上げが上がる仕組みを構築しています。すべて、海外ツールですが、海外ツールを使えば、完全自動化の仕組みを作ることができるので、ジョイントベンチャーの仕組みを構築した後も、自動でお互いに収益を上げ続けることができるようになります。

6.ジョイントベンチャーのビジネスモデル

ジョイントベンチャーのビジネスモデルはたくさんありますが、僕が実際にやってきたビジネスモデルを紹介します。個人レベルでやるのであれば、これらのビジネスモデルが最もおすすめです。

6−1.Udemyを活用する

Udemy(ユーデミー)は世界一のコンテンツのマーケットプレイスです。もしUdemyについてわからないという方は、「Udemy講師の売上で毎月安定収入を稼ぐ方法【オンラインコース制作初心者・副業の方も大歓迎】」こちらの記事で詳しくご確認ください。

Udemyは、共同でコースを配信することができます。指定したコースの収益配分を任意に設定することができるんです。Udemyで売れた50%が講師に配分されます。例えば、2人でジョイントベンチャーでコースを作成した場合、25%25%とお互い5割ずつ報酬が入るように設定することが可能です。

しかも、これらの振り分けは自動で行われて、PayPalに自動で支払われます。なので、お金の振込が完全自動で行えて、余計な手間がかかりませんし、お金のトラブルにもなりずらいです。

何より、自動でUdemyが振込を分けてくれるというのは、最も重要なことです。ジョイントベンチャーをやった場合、基本的にはどちらかが口座でお客さんの売り上げを受け取り、後から振り込むということになります。しかし、Udemyを活用することでそれらの手間が一切に無くなります。

6−2.Teachableを活用する

Teachableは海外の会員サイトを作ることができるホスティングサービです。セールスから決済、会員サイト提供まで一元管理することができます。しかも、Teachableでも、売り上げの分配を自動化させることができるので、余計な振込作業などが必要ありません。

Udemyの場合は、最大24000円までの商品しか作ることができませんが、それ以上の商品を作って販売したい場合は、Teachableを活用することをおすすめします。

Teachableは会員サイトとして非常に優れているプラットフォームで、月額課金や、クーポンの発行などマーケティングに活用できる様々なシステムを簡単に設定することができます。

しかも、Zapierと連携することで、完全自動化の仕組みも作ることができますし、Deadline Funnleを使えば、締め切りを設けたプロモーションも作ることができます。

これらのシステムを使って、ビジネスモデルを構築していくことで、よりジョイントベンチャーがスムーズにやりやすくなります。

7.仕事の配分や進捗管理はどのようにするのか?

ジョイントベンチャーを進めていく上で、お互いの役割分担や、コミュニケーションはとても重要なタスクになります。うまく連携が取れないと、途中で頓挫してしまう可能性があるからです。特にコミュニケーションは大事で、ある程度のルール決めをしておくといいと思います。

7−1.コミュニケーションの取り方

コミュニケーションは、チャットワークなどのようなしっかりと履歴が残る機能と、検索ができる機能がついているもので行いましょう。LINEでコミュニケーションを取る方もいると思いますが、ジョイントベンチャーの場合はLINEはおすすめできません。なぜなら、LINEの場合、履歴が消えてしまうリスクがあるからです。

それに、検索機能がありませんので、過去のやり取りを遡るのが困難になります。ジョイントベンチャーをやっていると、時々、ミスが起きて、どちらが言った、言わないなどの議論になる場合があります。そういう時に、過去ログに戻って、やり取りを確認することで、責任の所在を明確にすることができます。

なので、タイムリーにやり取りをしたい場合は、チャットワークを使うようにしましょう。そこまで、タイムリーにやらなくてもいいジョイントベンチャーであれば、メールでスレッド形式でコミュニケーションを取ってもいいでしょう。

ともかく、履歴としてしっかりと残すものと、検索ができるものであれば大丈夫です。

7−2.ガントチャートを活用する

ある程度の作業量が発生するようなジョイントベンチャーの場合は、ガントチャートを作成してお互いがいつまでにどの作業を終わらせるかという設定をはじめにしておきます。

それに合わせて、お互いで期限を決めて進めていくイメージです。ガントチャートがないと、いつまでに何が終わるかわからないので、スムーズに作業を進めることができない場合があります。

お互いに信頼関係があって、どんどん仕事を進められるような人と仕事をしているのであれば、必ずしも必要なものではありませんが、初めてジョイントベンチャーをする場合などは、ちゃんと用意してお互いで仕事の進捗管理を一元管理できるようにしておくと安心です。

7−3.ゴールから逆算する

ガントチャートを作る時、ゴールを先に設定しておくと、大きく仕事が遅れることがなくなります。いつまでに商品をローンチするというのを決めておくことで、お互いに、そこに向かって仕事を進めていくからです。

ゴールがないと、だらだらとジョイントベンチャーが進んでいって、結果的に、仕事が終わらないということになりかねません。なので、まずはいつ商品をローンチするのか?そして、それに合わせて、作業単位で、期限を決めて、お互いの仕事を割り振って進めていきましょう。

8.ジョイントベンチャーの成功事例

これまで、色々ジョイントベンチャーをやってきましたが、その中で成功した事例をいくつかお伝えしたいと思います。どれも、個人でできるレベルのジョイントベンチャーの規模なのでやろうと思えば、できます。

8−1.石崎力也さんとのジョイントベンチャー

石崎力也さんとは、このようにVideoCreation.cloudという企画で一緒にジョイントベンチャーを行いました。完全自動化の仕組みを作れていますので、毎日のように自動でリストを獲得して、そこに自動でセールスがかかり、売り上げが上がっています。

大きな売り上げを一気にあげるような企画ではなく、エバーグリーンで安定した売り上げを立てられるように設計されています。これは、SquarespaceというCRMを使い、TeachableとConvertKitを連携させて、自動で売り上げが上がる仕組みになっています。

この企画は5割で収益分配をしていますので、Teachableが自動で収益を振り分けてお互いに支払いをしてくれます。なので、一度作ったら、あとは、ほったらかしで、売り上げが上がる仕組みになっています。

8−2.FXツールの販売をしたジョイントベンチャー

2017年にあるFXツールの販売をマーケッターとしてジョイントベンチャーで販売させてもらいました。その商品は、初期費用3万円でその後毎月課金で1万円の商品です。ジョイントベンチャー相手は55%で僕は45%の収益でした。

このプロモーションを行った時に、170人に売れました。なので初月の売り上げは約500万円です。なので、こちらに入ってきた収益は約225万円。しかも、その後も、毎月1万円の課金がされますので、売り上げで毎月170万円ほどが上がります。その後も、毎月75万円ほど入ってくる仕組みになりました。

あれから、一年以上がたち、もちろん、以前のような収益はありませんが、それでもいまだに毎月この時の売り上げが振り込まれています。

僕がオススメしたいのは、毎月安定して売り上げが上がるようなジョイントベンチャーを組むことです。一撃ドカンというプロモーションもいいですが、それよりも、毎月少なくても安定している収益のジョイントベンチャーをいくつも持っていた方が安定します。

仮に、どれか一つのジョイントベンチャーが終わったとしても、他の収益がありますから、それほど気にする必要はありません。

収益は、一つに依存するのではなく、複数持っていて、リスクヘッジする方が大事です。特に個人で小規模のビジネスをしている人であれば、なおさらです。

8−3.大規模なプロダクトローンチのジョイントベンチャー

この成功事例はあまり参考にはならないかもしれませんが、僕が今まで手がけたジョイントベンチャーの中で最も大きな規模のジョイントベンチャーだったので、一応こういうのもあるよ、ということでお伝えしておきます。

2017年に仮想通貨の資金調達であるICOのプロモーションのジョイントベンチャーに携わりました。ASPの責任者として、関わり、年間を通して150億円ほどの資金調達に成功しました。

この時は、あらゆる人たちが関わるほどのビックプロジェクトで、僕はその中の一部に携わったという感じです。

このプロモーションは、プロダクトローンチという手法を使って、多くのアフィリエイターに動いてもらいメールアドレスを集めて、そこに一気にセールスをする手法でした。集まったリストは2週間で、10万リスト。これは、この期間で集めたリストの数としては、業界で、過去最高の記録になりました。広告費は3億円ほどかかり、数百億円というお金を調達できたわけですから、とんでもなく成功したジョイントベンチャーの事例の一つと言えます。

ただ、これほど大きな成果に繋がったのは、当時仮想通貨がバブルだったからです。今、同じようなことをしても、こんなにうまくはいかないでしょう。なので、運が良かったというのもあります。

ただ、ジョイントベンチャーというのは、大規模になると、このぐらいのお金が動く大きな事業を仕掛けることもできるということを知っておいてください。それぐらい、可能性があるビジネスモデルの一つなんです。

このぐらいの規模のジョイントベンチャーは企業単位で行うような特殊なケースですが、個人レベルで行うようなジョイントベンチャーでも大きなインパクトを作り出すことができます。ぜひ、チャレンジしてほしいと思います。

まとめ

ジョイントベンチャーを活用して、短期間で事業を大きくする人がたくさんいます。もし、あなたが、今の売り上げを一気に大きく飛躍させたいと考えているのであれば、ジョイントベンチャーにチャレンジすることをオススメします。

ジョイントベンチャーは、はじめは誰とどうやったらいいかわからないこともあると思いますが、まずは、信頼できそうな人と、一度やってみるというのがいいです。

もしくは、あなたが尊敬するような人に、ジョイントベンチャーのお願いをしてみるのもいいかもしれませんね。

一番やりやすいのはUdemyを活用したジョイントベンチャーです。お互いで1コースを作って、それをUdemyに配信して、利益折半すれば、立派なジョイントベンチャーです。

そのやりとりの中で、色々なことを学ぶことができると思います。そこからはじめて、どんどん規模を大きくしていって、より大きな売り上げを作れるようになっていくといいと思います。

それでは。

 

ABOUT US
山田 どうそん
Udemy受講生2万人以上の自動化マーケティング講師。ビジネスはオンラインで完全に自動化させることが最も重要だと思っている。偽の自動化ではなく本物の自動化しか興味がない。Udemy→海外ツールを使ったマーケティングファネル→サブスク。自動化にはこの3つのスキルが重要でそれ以外のスキルは不要。何より優先すべきは時間。