【ビジネス心理学#19】if thenプランニングについて

今回のビジネス心理学のテーマはif thenプランニングについて記事にしたいと思います。

if thenプランニングについて

if thenプランニングとは、○○をしたら○○をするというように条件をつけて習慣化を促すテクニックです。

皆さん習慣化が重要だと分かっているかと思いますが、なかなかできないですよね。

例えば、「毎朝30走る」や「1日1時間勉強する」など決めたとしても続けるのは難しいんです。

この習慣化をするということは、我々人間の最大のテーマだと思います。

ですが、僕らが無意識で習慣化されているものってありますよね。

「お風呂に入ること」や「歯を磨くこと」は、ほとんどの人が習慣的に行なっていることだと思います。

このように、一切意識することなく続けられる習慣というものがあるんです。

そのような習慣をさせるために、あなたが本来やらなければいけないことを、何か条件付けることによって習慣化しやすくなるというイメージです。

〇〇をしたら〇〇をするという条件を決めるということです。

例えば、「 1時間テレビを見たら英語の勉強を必ずやる」というようにセットで物事を行なっていくことによって習慣化が付きやすいんです。

人間はどうしてもテレビを見たり、漫画を読んだり楽な方を選びたがりますよね。
ですが、それをやったら必ずやらなければいけないことやるというように、やりたいこととやるべきことをセットでにすることで、習慣化が出来るようになるということです。

if thenプランニングのステップ

そしてこのif thenプランニングにはステップがあります。

まず目標を決めることです

例えば、やらなければいけない参考書を一冊終わらせるという目標を決めます。

その後に、達成への障害を明確にします

自分はどういうことが苦手なのかです。
例えば、暗記が苦手なのであれば暗記が苦手であるという障害を明確にするんです。

そして、いつ何をやるのか明確に落とし込みます

上記で述べたように、1時間テレビを見たら1時間勉強をするというようなことです。

これらを踏まえた上で、目標達成に向かっていくんです。

いきなり高いハードルを課さない

多くの方が、最初に目標を決めてやっても大体三日坊主だと思います。

それは、いきなり高いハードルを闇雲に自分に課してしまうからなんです。

漫画を見たりテレビを見たり自分がやりたいことをしていいんです。
だけど、もしそれをやったのであれば、本来自分がやらなければいけないことをやると決めておきます。

それによって、「テレビを見たけど勉強もやったからいいんだ」となるんです。

そんな環境を作ることによって、毎日やらなければいけないことができるようになります。

僕も300人ほどのお客さんに、いきなり高いハードルを自分に課すのは辞めたほうがいいとよく言います。
Udemyのコースを作るにしても、皆さん気合入れすぎて初日でいきなり頑張ってしまったりするんです。
そして2日目に息切れして辞めてしまったりします。

このような人が非常に多いのですが、そうではなく毎日1レクチャーずつ作ってみるように伝えます。

すると10日で10レクチャー、20日で20レクチャー、1ヶ月で1コース出せるので、そこで1コースを出してみるんです。
すると不思議と、最初は1日1レクチャー作るのが大変だったのに、自然と1日2レクチャーや3レクチャー作れるようになっているんです。

やりたくなってくるんです。

最初にいきなり高いハードルを課すから続かないんです。

それよりも目標を小さくして毎日続くように割るんです。

そして、たった10分15分でも頑張ったら「やることをやったんだ」と自分を褒めてあげて下さい。

逆にやることをやったら、その日はもうやらない方がいいです。

例えば、僕もUdemyで150レクチャーほどのすごく大きなコースを作る時、毎日5レクチャーをやると決め、そして必ずこれ以上はやらないと決めています。

なぜなら、毎日続けないといけないからです。
明日もやらなければいけないからです。

1日5レクチャーだと10日で50レクチャー、20日で100レクチャー、1ヶ月で1コースできるんです。

5レクチャーは必ずやるけど、5レクチャー以上はやらないと決めています。

そうすることで、1日やる5レクチャーを全力で行えるんです。

このように、少ないことに全力を注ぐためにも量を一気にやろうとしてはいけないということです。

人間は、自分のキャパが広がっていけば、自然とやりたくなるんです。

1日5レクチャーで大変だったのが10レクチャーやっても平気になります。

これは、毎日毎日続けることによって筋トレのように筋力が上がるんです。

最後に

習慣化をするためにおすすめなのは、自然とできるようになるまで無理はしないということです。

多くの人が、筋力がないのにいきなり重たいダンベルを持って、次の日に筋肉痛で動けないというようなことになってしまっています。

それではダメです。

きちんと自分ができる一歩先を頑張ればいいんです。

このようなことを意識していただくことで、習慣化というのは自然と身についていきます。

もしあなたが、習慣化するのが苦手で毎回三日坊主になってしまうのであれば、是非この考え方を参考にしてみて下さい。

ABOUT US
山田 どうそん
Udemy受講生2万人以上の自動化マーケティング講師。ビジネスはオンラインで完全に自動化させることが最も重要だと思っている。偽の自動化ではなく本物の自動化しか興味がない。Udemy→海外ツールを使ったマーケティングファネル→サブスク。自動化にはこの3つのスキルが重要でそれ以外のスキルは不要。何より優先すべきは時間。