【ビジネス心理学#12】積極的外化について

今回のビジネス心理学のテーマは積極的外化について記事にしたいと思います。

これは、アンチ活動をしている人にある心理で、誰でも経験したことがあるかもしれません。

そのくらい身近な心理なんです。

積極的外化とは

積極的外化とは、人はなぜ他人を許せないのかという心理です。

皆さんも、大なり小なり誰かに腹が立って許せないといった経験ありませんか。

全てにおいて、この積極的外化が他人に怒る際に当てはまるわけではないですが、アンチ活動をしている人には顕著に出る心理なんです。

これは非常に簡単な心理で、人は自分を許せないから相手を許せないということがあり、これが積極的外化というものです。

僕も中学生や子供の頃によくありました。

自分に自信がなくて、一生懸命やっているのにうまく結果が出ないという時に、本当は自分に自信がないのに誰かを攻撃して、自分より下に持っていって優越感や、自分は価値のある人間だと思いたいというような心理です。

今は、もう当時の気持ちは理解できますが、当時は自分に自信が無いから人を攻撃しているということは理解していないので、単純に「あの人が気に食わない」と思ったりするような心理は誰でもあったと思います。

このようなことを積極的外化といいます。

アンチ活動をする人の心理

これを大人になっても根深く、自分の心理に自信がない人がよくアンチ活動をしているんです。

このアンチ活動をする人の面白いところが、成功している人のところにいくんです。

その人たちは何で、自分の時間を使ってわざわざ成功している人たちへ文句を言いにいくのかと考えてみたら、ほとんどの場合が嫉妬心なんです。

自分が努力しても努力しても、人生において結果が出ないのに対して、成功している人がいるから、その人が気に食わなく、貶めるのにエネルギーを割く人たちなんです。

その人たちの、厄介なところが正義感を持ってアンチ活動をしていたりするところです。

例えば、その人の悪いところを見つけて、文句を言ったり、叩いたりするんです。

その本人は、「自分は社会のためにやっている」と思ってやっていたりしますが、本当の心理をみてみると、「自分がどれだけリアルの世界で努力しても認めてもらえない」「収入も上がらない」というように、リアルに世界で認めてもらえないから、アンチ活動をするという人が山ほどいるんです。

ここで考えてみて欲しいのが、アンチ活動をしている人で成功している人は絶対にいないということです。

自分の人生が満たされないという時に、本当は自分を許せないことを認めたくないから、他人を攻撃して、自分は価値のある人間だと思い込みたいのです。

心理が弱い人と強い人

これは社会人でもいるんです。

よく会社の中で、いつも誰かをいじめていたり、悪口を言ったり、乱暴な言葉を使う人というのは、大体自分に自信が無いんです。

実はこのような人は、いつも怒っていたりするので一見強そうなイメージですが、心理はものすごく弱いです。

弱いから、すぐ怒るし、周りに当たり散らしたりするんです。

本当に強い人は、別にそんなこと気にしません。

この記事を読んでいる皆さん全員、「分かるな」と思うと思います。

むしろ、このことがもし、分からないのであれば、自分が外で誰かにやっている可能性がないか考えてみて下さい。

自分が誰かを無意識レベルで攻撃したり、自分が正義感を持って社会に対して悪口を言ったりしていることを認知していない可能性があります。

それはもしかしたら本当は自分に自信がなくて、世の中で叩いて、自分は特別な人間として認められたいという心理があってやっていないか、考えた方が良いかもしれません。

自分の目標や、やるべきことに向かっている人というのは、周りを気にしている暇がないんです。

自分のやるべきことをやらなくてはいけないので、他人の行動に対して、文句を言ったり、アンチ活動をしている暇も時間もないんです。

もしあなたが誰かに、文句を付けるようなコメントをしているのなら、アンチまではいかないかもしれないですが、アンチ一歩手前の可能性があります。

この心理は、幼少期の体験が影響している可能性があり、子供の頃に我慢させられていたりすると、このような傾向になりやすいと言われています。

例えば、自分の幼少期を振り返った時に、親に抑圧されていたり、周りに意見が言えなかったことはないか、考えてみて欲しいと思います。

無意識レベルで、他人のアラを探してコメントしたり、文句を言ったり、社会に対して主張したりする暇はありますか。

そのようなことをしている暇があったら、コンテンツを1つ作って稼げるようになりましょう。

自分が稼げるようになれば、多くの人を救えるようになりますし、自分にも自信が付いて、周りにアンチしている暇などなくなります。

社会貢献を自分への自信に

そこであなたに知っていただきたいのが、このような人たちというのは巧妙に隠れています。

「社会貢献をしたい」「社会を良くしたい」と言っている人に結構多く、まるで正義感ぶっている人に多く存在するんです。

よくよく蓋を開けてみると、何1つ世の中に価値を提供していないく、誰の為に何もやっていないのに文句を言う人で、1番タチが悪いパターンです。

これを読んでいるあなたは、このような人にならないで下さいね。

重要なのは、今日やるべきことをやり、自分の成長のために努力し、世の中に価値を提供して、お金を稼ぐということです。

分かっていない人が多いですが、お金を稼ぐということは、イコールで社会貢献なんです。

つまり、お金を稼ぐということは価値を提供しているということです。

例外はもちろんありますが、基本的に物事は等価交換なんです。

あなたがお金を稼ぐということは、その価値を相手は得られているということですので社会に貢献しているんです。

もっとお伝えすると、あなたが稼いだお金で税金を払うので、もっと社会のためになります。

世の中や他人に文句を言う暇があったらお金を稼げばよくて、それが1番早く、1番の社会貢献になります。

つまり自分を見つめて、自分に一生懸命やっていれば、それが自信になります

最後に

もし、あなたがそのような人ではないとしても、この記事を読んで、アンチ活動をしている人への見る目が変わりませんか。

僕もUdemyやYouTubeで、たまにアンチがきます。

しかし、この心理を知っているからこそ、そのような人を見ると腹が立ちますがそれ以上に「かわいそうな人だ」と思います。

わざわざ、他人の庭に来て他人の悪口を書き込んで帰っていくという、それだけ暇な人はかわいそう以外に何もないんです。

あなたもビジネスをやっていくと、結果を出し始める頃に、アンチ活動している人に何か言われるかもしれません。

その時に腹を立てて、その人に向き合うのではなくて、「自分に自信がなく他人に攻撃をするかわいそうな人だ」と理解することで無視をすることができます

このような人たちへの最大の防御は無視をすることです。

アンチなど相手にせず、ビジネスを頑張っていきましょう。

その延長線上にビジネスの結果があります。

ABOUT US
山田 どうそん
Udemy受講生2万人以上の自動化マーケティング講師。ビジネスはオンラインで完全に自動化させることが最も重要だと思っている。偽の自動化ではなく本物の自動化しか興味がない。Udemy→海外ツールを使ったマーケティングファネル→サブスク。自動化にはこの3つのスキルが重要でそれ以外のスキルは不要。何より優先すべきは時間。