こんにちは。山田どうそんです。
この記事では、「双方向性の重要性」について解説していきます。
これからサブスクリプションを取り入れてビジネスを行う場合、決済システムの導入や価格設定等、重要視するべきポイントが数多くあります。その中でも、双方向性は重要なポイントの一つです。
双方向性とは、販売者からお客様へ一方的に商品のアプローチをするだけではなく、お客様も商品に対して簡単にアクセスできる状況のことです。
ただし、従来からある双方向性と現代のニーズに合った双方向性では、全く異なる特徴があります。
これらの違いについて解説しながら、これからサブスクリプションをする時におすすめのLMS(ラーニングマネジメントシステム)についてお伝えします。
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従来版・現代版サブスクリプションの特徴について
サブスクリプションとは、毎月決まった料金でサービスを提供する「月額課金サービス」のビジネスです。サブスクリプションの仕組みを構築することで毎月安定した収入を上げることができます。
また、サブスクリプションで双方向性を取り入れているビジネスには、従来版と現代版があります。この2つの大きな違いはシステムにあります。
従来版と現代版のサブスクリプションの双方向性についての特徴をそれぞれ解説していきます。
【従来版】双方向性を取り入れているサブスクリプションについて
【従来版】双方向性を取り入れているサブスクリプションとは、販売者がお客様へ電話をしたり、お客様から販売者へ電話をして商品のやり取りをする「カスタマーサービスセンター」があります。
代表的な【従来版】サブスクリプションは次の通りです。
- 保険サービス(生命保険・損害保険等)
- 新聞
保険(生命保険・損害保険等)や新聞はサブスクリプションの最も代表的なビジネスです。
特徴
保険サービスや新聞は、新規申込みや契約内容の変更・解約、再申込等の各種手続きをする場合、面倒な手続きや手間がかかります。
例えば、保険サービスや新聞を解約したい場合カスタマーサービスセンターへ連絡します。すると、解約理由を聞かれ引き止められた経験はありませんか?
また、カスタマーサービスセンターが混み合っていてなかなか電話がつながらない等、契約の変更や解約するときに手間がかかるイメージがあります。
また、個人が双方向性を保つために、従来版サブスクリプションシステムを導入するにはハードルが高いビジネスであり参入障壁も高く手間もかかります。
【現代版】双方向性を取り入れているサブスクリプションについて
【現代版】双方向性を取り入れているサブスクリプションとは、お客様自身が気軽にサービスを購入・キャンセルしたり、契約内容の変更や解約、再申込みをする等の一連の手続きが非常に簡単にできるシステムを取り入れているのが現代のニーズに合ったサブスクリプションのシステムです。
代表的な【現代版】サブスクリプションは次の通りです。
- Netflix(ネットフィリックス)
Netflix(ネットフィリックス)とは定額・低価格で映画やドラマ等をいつでもどこでも好きなだけ視聴することができるサービスです。Netflix(ネットフィリックス)を例に基づいて解説していきます。
特徴
Netflix(ネットフィリックス)は、月額約1000円で1ヶ月間映画やTV番組が見放題のサービスです。「もう見ない」時はワンクリックで解約することができます。また、「見たい」時はいつでも再登録できるサービスを提供しています。
このように、お客様自身が気軽に商品を購入したりキャンセルできるよう、簡単にアクセスできるシステムが作られています。
これらのシステムはインターネットを活用することで、個人でも双方向性を保ちながらサブスクリプションをすることが可能です。
会員サイトシステムの重要性について
個人がサブスクリプションをするためには、インターネットを活用することが最も効果的です。
前章で解説したNetflix(ネットフィリックス)のように、お客様自身でアカウントを作り気軽にサービスを購入・キャンセルしたり、契約内容の変更や解約・再申込みができる一連の手続きが、非常に簡単にできるシステムを作ること、つまり、「会員サイトシステムを提供する」このシステムを作ることが重要です。
個人で「会員サイトシステム」を作るなんて「ハードルが高い」と感じる方もいるかもしれません。しかし、僕が実際に利用している海外のLMS(ラーニンングマネジメントシステム)を利用することで、個人でも簡単に「会員サイトシステム」を作ることができます。
おすすめのLMS(ラーニングマネジメントシステム)について解説していきます。
LMS(ラーニングマネジメントシステム)について
LMS(ラーニングマネジメントシステム)とは、オンラインスクール等を作成〜販売・お客様の契約管理等、「会員サイトシステム」を作ることができるサービスです。
おすすめのLMS(ラーニングマネジメントサービス)はTeachable(ティーチャブル)という海外のサービスです。
Teachable(ティーチャブル)は個人でも「会員サイトシステム」を作ることができます。また、非常に優れた機能を持つサービスです。もちろん企業でも利用できます。
Teachable(ティーチャブル)を利用することで、双方向性を保ちながらサブスクリプションをすることができますので、非常におすすめです。
Teachable(ティーチャブル)のサービス内容〜作り方・お客様の管理方法まで全解説しているサイトがあります。是非、参考にして下さい。
サブスクリプションでおすすめできないケースについて
サブスクリプションで僕が個人的におすすめできないケースについてお伝えします。
例えば、次のケースです。
- 毎月の決済をオンライン決済サービスのPayPal(ペイパル)等を利用
- 商品提供はWordPress(ワードプレス)
このケースは会員サイトシステムではありません。
なぜなら、このケースの場合、お客様がサービスを解約したい場合、決済と商品のシステムが連携されていないため、お客様は次の手続きをする必要があります。
- PayPal(ペイパル)へ解約手続き
- 販売者へサービス解約の連絡
販売者もキャンセルや決済状況をその都度把握する必要があります。お客様も販売者も非常に手間がかかります。
そのため、サブスクリプションをする上で重要な双方向性を保つことができず離脱される可能性があるため、おすすめできません。
まとめ
この記事では、サブスクリプションを取り入れてビジネスをする場合、「双方向性を取り入れることは重要」について解説しました。
双方向性を保つために大切なことは、お客様にアカウントを作って頂き、お客様が気軽に申込や解約等ができる環境を作る、つまり、会員サイトシステムを作ることが、サブスクリプションで成功する非常に重要なポイントです。
おすすめのLMS(ラーニングマネジメントシステム)、Teachable(ティーチャブル)を導入して頂き、サブスクリプションのビジネスに役立てて下さい。