WordPress初心者におすすめの厳選有料テーマ5選【無料テーマで後悔しないで】

WordPress初心者におすすめの厳選有料テーマ5選【無料テーマで後悔しないで】

WordPress初心者にとって、最初に悩むポイントのひとつが「無料テーマと有料テーマ、どちらを選ぶべきか?」です。

無料テーマは初期費用がかからないため、手軽に始められる一方で、有料テーマにはその価格以上の価値が詰まっています。

この記事では、有料テーマがなぜ選ばれるのか、そして私が実際に使ったおすすめ有料テーマについてわかりやすく解説していきます。

この記事を読み進めることで、あなたにとって最適な選択が見えてくるでしょう。

WordPress初心者は無料テーマで十分?

WordPressを始めたばかりの多くの人が、無料テーマを選ぶ傾向があります。理由はシンプルで、コストがかからないからです。

あなたが趣味で運営する小規模なブログや、知人向けに情報を発信するのであれば無料テーマは悪くない選択です。

でも、本当にWordPress初心者は無料テーマで十分なのでしょうか?

「ブログを始めたいけど、お金をかけたくない」という考えは、ごく自然なことですよね。実際、無料テーマには魅力的な選択肢が多く、簡単なサイトであれば十分な機能を持っています。

たとえば、「Cocoon」や「Lightning」などの無料テーマは、初心者でも扱いやすく、基本的なデザインや機能を備えています。これらのテーマを使えば、特別な技術がなくてもブログや簡単なWebサイトを作成することができます。

無料テーマが無料である理由

無料テーマは確かに魅力的です。ただし、すべてのニーズを満たすわけではありません。主に3つの点で課題が見えてきます。

デザインの制約

無料テーマの多くは、提供されているテンプレートの範囲内でしかカスタマイズできません。「カスタマイズの選択肢が少ない」のです。

例えば、ロゴをヘッダーの左に置くのか中央に置くのかという問題。有料テーマはこれが選択できます。無料テーマだと選べるものがほとんどありません。

細かいカスタマイズにはCSSの知識が必要ですから、その意味では上級者向きかもしれません

SEO対策やパフォーマンスが不足

無料テーマは、ページの読み込み速度やモバイル対応が不十分なことが多いです。

例えば、検索エンジンでの順位を上げるために必要な「スキーママークアップ」や「SEO内部最適化」の機能が欠けていることがよくあります。

サポートの不安

WordPressのテーマにはメンテナンスが必要です。有料テーマでは年に何度もアップデートが行われます。

無料テーマでも行われるのですが、いつの間にか更新が止まっているケースもあります。

  • 開発者が個人なのか企業なのか
  • アップデートはきちんと行われているか

など事前にチェックしておきましょう。

有料テーマが有料でも選ばれる理由

有料テーマが選ばれる理由。それは、無料テーマでは得られない価値が詰まっているからです。

特化型の設計

有料テーマは、それぞれの用途に応じた特化型の設計がされており、具体的な成果につながる可能性が高いです。だからサイト運営の目的がはっきりしている人には有料テーマが絶対おすすめ!

例えば「THE THOR」はSEO対策が強力で、アフィリエイトサイトや集客用のブログを運営したい人に特化しています。これらの機能を自分で追加しようと思ったら大変ですしほぼ不可能です。

手厚いサポート

さらに、有料テーマには手厚いサポートが付いています。日本語でのカスタマーサポートを提供しているテーマも多く、初心者でも安心してトラブルに対応できます。

これらの特徴は、長期的な運営を考える上で非常に大きなアドバンテージです。

初心者に自信を持っておすすめ!WordPress有料テーマ5選

結論から言うと、初心者の方におすすめしたいのは「SWELL」「THE THOR」「JIN」「SANGO」「OptimizePress」の3つです。これらは初心者から上級者まで幅広く支持されています。

詳しく見ていきましょう。

WordPressテーマのオールラウンダー:SWELL

出典:https://swell-theme.com

SWELLは、ブログサイトからコーポレートサイトまで作れる万能テーマです。

ちなみに2024年現在、国内シェアは第1位!

主な特徴は以下のとおり。

  • ブロックエディター対応:WordPress5.0から導入されたブロックエディターに完全対応。直感的な操作でコンテンツを作成可能。
  • 簡単カスタマイズ:多数の独自ブロック(ABテスト、アコーディオン、広告タグ、ふきだし、バナーリンクなど)があり、コード不要でデザインをカスタマイズ可能。
  • GPLライセンス:100%GPLで利用制限なし。つまりいったん買ってしまえば、いくらでもサイトが作れる。
  • 高速化機能:コンテンツパーツのキャッシュ機能や遅延読み込みなど、複数の高速化機能を標準搭載。
  • 広告管理:Google Adsenseの簡単挿入や広告タグのCTR計測、ABテスト機能を備えています。
  • 目次の自動生成:記事内の見出しを自動検出し、目次を自動生成。
  • JSON-LD自動生成:Google推奨のJSON-LD形式で構造化データを生成し、検索エンジンにコンテンツの内容を伝達。つまりSEOに強い!

SWELLというとデザイン性の高さがよく言われますが、個人的には「あったらいいな」が全部入っているのがすごいところだと思っています。

例えば「GPLライセンス」。SWELLが出るまでは、サイトを作るたびにテーマを買わなければならないのが地味に痛かったのですが、今ではいくらでも作り放題です。

価格:¥17,600(税込)買い切り

収益化を目指すなら:THE THOR

出典:https://fit-theme.com/the-thor/

THE THORは、アフィリエイトサイトやECサイトのように収益化を目指す運営者に最適です。

主な特徴は以下のとおり。

  • 圧倒的なSEOの強さ:革新的な高速表示技術・最先端のSEO機能を装備。SEO対策用プラグインは不要。
  • 国内トップクラスのデザイナーズテーマ:「デザイン着せ替え機能」を使えば、ワンクリック・数秒でプロのデザイナーが制作したデザイナーズサイトが完成。
  • 集客・収益化支援システム:例えば、通常1時間かかるタグの入れ替え作業も「タグ管理機能」を使えば1クリックで終了。

収益化を目指すなら、カスタマイズには極力時間をかけたくないですよね。THE THORは運営に付随する作業を可能な限り効率化して、収益化に一直線に向かえるテーマです。

とくにデザインについては、デモサイトのデザインをそのままダウンロードして使えます。セットアップを早く終わらせて記事作成をしたい人におすすめです。

価格:16,280円(税込) 買い切り

シンプルな操作を重視するなら:JIN

出典:https://jin-theme.com

「とにかく手軽に使いたい」という方には、JINが向いています。

  • アフィリエイトに特化:有名アフィリエイターが開発し、収益化に必要な機能が充実。
  • 簡単な設定:初期設定のほとんどをボタンひとつで行えるため、初心者でもダウンロード後すぐに使える。
  • 豊富なデザインパーツ:ヘッダー、サイドバー、フッターなどのデザインパーツが豊富で、カスタマイズが簡単。
  • SEO対策:内部SEO対策がしっかりしており、検索順位の向上をサポート。例えば、検索エンジンが理解しやすいページの階層構造や表示速度の速さなど。
  • オリジナル機能:コンテンツマガジンやピックアップ機能など、サイトの回遊率を高める機能が充実。
  • 複数サイトで利用可能:一度購入すれば複数のサイトで利用できるため、コストパフォーマンスが高い。

このテーマは、余計な機能を排除し、必要最低限の設定だけで使えるのが魅力です。

ただ、デザイン性はSWELLやTHE THORに比べると個人的には物足りません。これは好みの問題なので、購入前に公式ページで調べてみてください。

特に初心者に配慮されたマニュアルが豊富で、困ったときにすぐ解決できる安心感があります。

価格:¥14,800(税込)買い切り

デザインと使いやすさのバランス:SANGO

出典:https://saruwakakun.design

SANGO」は、洗練されたデザインと使いやすさが特徴のWordPressテーマです。とくに初心者でも簡単にカスタマイズできる点や、SEO対策が施されている点が魅力となっています。

  • 洗練されたデザイン:視覚的に魅力的なサイトを簡単に作成できます。
  • 直感的な操作性:初心者でも簡単にカスタマイズできる。
  • SEO対策:SEOに最適化されており、検索エンジンでの上位表示をサポート。
  • 高速表示::軽量で高速なページ表示を実現し、ユーザー体験を向上。
  • 豊富な機能:30種類以上のブロックは国内テーマで最多。
  • 常に最新:不具合への対処が早い。
  • レスポンシブデザイン:モバイルフレンドリーで、どのデバイスでも美しく表示。

上記の他に、ユーザーのストレスにならない程度のアニメーションを実装。「ユーザーのストレスにならない程度」というのが気が利いています。アニメーションが多すぎるとサイトが重くなったり見づらくなったりするんですよね。

またサイトのアニメーションはJavascriptを使わずHTMLとCSSのみで実現されています。Javascriptを使わないのは高速表示では重要。

価格:¥14,800(税込)買い切り

オンラインコースも作れる:OptimizePress

出典:https://www.optimizepress.com

OptimizePressはただサイトを作るだけではなく、オンラインコースを販売したり、ファネルを作ったりできる「プラグイン」です。

そう、テーマではないんですが、テーマのように使えて、普通のブログから会員サイトまで作れるので紹介します。

  • ページビルダー:ドラッグ&ドロップの直感的な操作でページを作成できます。
  • 多様なテンプレート:250以上のコンバージョン最適化されたページテンプレート。
  • モバイル対応:全てのテンプレートがモバイルフレンドリーで、スマートフォンやタブレットでも美しく表示。
  • 販売ファネル:視覚的なファネルキャンバスを使用して、効果的な販売ファネルを作成・管理できます。
  • チェックアウト機能:カスタマイズ可能なチェックアウトページで、クレジットカードやPayPalでの支払いを受け付けます。
  • オンラインコースとメンバーシップサイト:オンラインコースやメンバーシップサイトを簡単に作成・管理。
  • GDPR対応:データ保護規制に準拠したフォームを作成し、ユーザーの同意を収集できます。
  • 高速ページ読み込み:ページの読み込み速度が速く、ユーザー体験を向上。
  • 豊富なフォントオプション:500以上のGoogleフォントを利用可能。

使ってみた感想としては、多機能なのに驚くほど軽い!

これさえあれば、集客から販売まで全部できます

地味にうれしかったのが「モバイル対応」。今どきどのテーマでもやっていますが、実際は調整しないと表示が崩れていることが多いです。でもOptimizePressのモバイル対応は、ほぼ完璧でした。

価格:199ドル(税込)年払のサブスクリプション

WordPress有料テーマの導入方法

有料テーマを購入したらWordPressに導入します。導入作業は以下の3ステップで完了です。

  1. テーマのZipファイルをアップロード
  2. テーマを有効化
  3. 必要ならプラグインもインストールして有効化

WordPressの管理画面にログインし、「外観」→「テーマ」→「新規追加」をクリックします。ここで、購入したテーマのZIPファイルをアップロードすればインストール完了です。

その後、「有効化」ボタンを押すことで、サイトに反映されます。

多くの有料テーマでは、推奨プラグインのインストールが求められます。たとえば、SEO最適化のためのプラグインやキャッシュ管理のツールが含まれていることがあります。テーマのガイドを参考に、必須プラグインを追加しましょう。

バックアップを忘れずに

カスタマイズ中にトラブルが起きても慌てないよう、必ずバックアップを取りましょう。おすすめは、「All-in-One WP Migration」「UpdraftPlus」といったプラグインを使う方法です。

これにより、予期せぬエラーが発生した際でも、簡単に元の状態に戻せます。

WordPress無料テーマを使う前に知っておいてほしいこと

無料テーマは初心者にとって手軽で魅力的ですが、一つ知っておいてほしいことがあります。

それは「無料テーマから有料テーマに乗り換えて後悔した人はいない」ということです。

はじめは無料テーマでよくても、使ううちに機能不足が目につくようになって、有料テーマに切り替える人が多いです。

無料テーマで始めて有料テーマに切り替えるのはアリですが、ある程度サイトを運営してからだとテーマの乗り換えは大変になります。

私は迷った末に、はじめから有料テーマでいくことにしました。その後、テーマを変えようと思ったことはありません。今からテーマを変えるのは、大変過ぎて絶対イヤです(笑)

無料テーマを使う理由が「安いから」だったら、ちょっと考え直した方がいいかもしれません。有料テーマは機能だけでなく、時間や安心を買う意味で大きな未来への投資です

まとめ

無料テーマは確かに優秀で、初心者が最初の一歩を踏み出すには十分です。しかし、サイト運営を本格化させたいと考えるなら、有料テーマを使うのが最善の選択です。

有料テーマは、あなたのサイトを次のレベルに引き上げるための強力なツールです。未来への投資として、テーマにお金を使ってみませんか?