地味に助かるおすすめWordPressプラグイン9カテゴリ21選を紹介

山田どうそんです。

この記事では、僕が2年近くに渡ってWordPressのプラグインを150個近く調べてきた中からおすすめのプラグインをカテゴリー別に紹介しています。

このプラグインを入れておけば、WordPressの記事更新がよりスムーズになり、デザイン性や機能性にも優れたサイトを作ることができるようになります。

サイト全体に関連するプラグイン

Jetpack by WordPress.com

このプラグインは総合プラグインとして世界中で利用されているプラグインの一つです。このプラグインを入れるだけで、

  • 簡易的なアクセス解析機能がある
  • ソーシャルボタンを設定できる
  • セキュリティ強化が行える

など、デザインやマーケティング、セキュリティをすべて一貫してこのプラグインで設定できます。

こんなに人におすすめなプラグイン

WordPress初心者にはおすすめなプラグインです。このプラグインを入れるだけである程度の基本的なことは網羅的にカバーしてくれます。

Jetpack by WordPress.comのデメリット

このプラグインは、多機能な分WordPressにたくさんの機能が追加されて、表示スピードに影響を与えます。サイト表示は1秒以内が望ましいのでこのプラグインと合わせてたくさんのプラグインを入れてしまうと表示スピードが遅くなる可能性があります。このプラグインを入れただけで極端に影響を与えることはありませんが、他とのプラグインとの連携に注意が必要ですのでその辺を理解した上で利用してください。

Jetpack by WordPress.comの使い方

WordPressアクセス解析が簡単に設定できる「Jetpack by WordPress.com」の使い方

DuracellTomi’s Google Tag Manager for WordPress

このプラグインは、GoogleタグマネージャーをWordPress内に簡単に設置できるプラグインです。タグマネージャーのタグをWordPressのheader.phpに直接書き込むと、テーマが更新されたときに、その都度タグを入れ直す手間が出てしまいます。しかし、このプラグインを入れておけば、テーマ更新しても影響を受けずに設定できるメリットがあります。

こんなに人におすすめなプラグイン

GoogleタグマネージャーのタグをWordPressに設定したい人。

DuracellTomi’s Google Tag Manager for WordPressのデメリット

Googleタグマネージャーのタグがページのフッターに挿入されます。Googleでは推奨されていません。Googleが推奨している場所は、<head>タグ直後と<body>タグ直後です。Googleが推奨している設定にしたい場合はこのプラグインは不向きです。利用せずに直接タグをheader.phpに書き込みしてください。

DuracellTomi’s Google Tag Manager for WordPressの使い方

WordPressにGoogleタグマネージャーを設定できる「DuracellTomi’s Google Tag Manager for WordPress」

バックアップ関連プラグイン

BackWPup

BackWPupはWordPressのデータを自動でバックアップしてくれるプラグインです。世界中で利用されており、アップデートも定期的に行われている信頼のおけるプラグインです。

このプラグインの特徴は、

  • 自動で定期的にバックアップが取れる
  • 自動バックアップスケジュールを設定できる
  • データベース上のデータのバックアップが取れる

FTPソフトで扱える画像やプラグインやテーマのバックアップのみならず、データベース上の記事、カテゴリ、コメント、管理画面設定もバックアップできます。

こんなに人におすすめなプラグイン

将来的に大規模なメディア制作を考えてしっかりとリスク管理をしたい人。

BackWPupのデメリット

以前は英語でしたが、今は日本語になっているの使いやすくなりました。特にデメリットはありません。

BackWPupの使い方

BackWPUpプラグインでWordPressデータをバックアップする方法

SEO関連プラグイン

All In One SEO Pack

All In One SEO PackはSEO対策プラグインとしては一番使いやすいプラグインです。SNSでシェアされたときに画像を表示させることができるOGP設定を記事ごとに設定できます。

他にも、Search Consoleに設置するサイトマップデータを作ることもできます。その他、SEOに関連する重要設定をこのプラグイン一つで可能です。

最も入れておきたいプラグインの一つと言えます。

こんなに人におすすめなプラグイン

このプラグインは、すべてのWordPressユーザーにおすすめです。

All In One SEO Packのデメリット

特にデメリットはないのですが、あまりに多機能なのですべての機能を覚えるのは大変です。ただ、このプラグインは、すべて覚えなくても重要な設定さえできれば問題ありません。

プロフィール関連プラグイン

Author

サイドバーに簡単でオシャレなプロフィールを作ることができるプラグインです。このプラグインを使うと、

  • オシャレなプロフィールをウィジェットに表示できる
  • ショートコードで好きな場所にプロフィールを設置できる
  • ソーシャルボタンへのリンクも簡単に設定できる

このような設定が簡単にできます。

こんなに人におすすめなプラグイン

自分のプロフィールをしっかりサイトに表示させてブランディングしたい人。

Authorのデメリット

英語なので操作しずらいかもしれません。

Authorの使い方

オシャレなプロフィールをウィジェットに設置できるWordPressプラグイン「Author」

Avatar Manager

Avatar Managerは、とてもシンプルなプラグインで、アバター画像を自由に設定できるプラグインです。

こんなに人におすすめなプラグイン

アバター画像を自分の好きな画像に簡単に設置したい人。

Avatar Managerのデメリット

特にありません。

Avatar Managerの使い方

アバター画像を好きな画像に変更できるプラグイン「Avatar Manager」

カテゴリー関連プラグイン

Category Order and Taxonomy Terms Order

Category Order and Taxonomy Terms Orderはカテゴリーの位置を入れ替えることができるプラグインです。WordPressはカテゴリーを好きな位置に動かすことができません。このプラグインを使えば上下にドラッグ&ドロップしてカテゴリーを自由に並べ替えることができます。

こんなに人におすすめなプラグイン

カテゴリーの位置をしっかりと並べてユーザービリティを高いめたい人。

Category Order and Taxonomy Terms Orderのデメリット

デメリットは特にありません。とても簡単でシンプルなプラグインです。

Category Order and Taxonomy Terms Orderの使い方

WordPressのカテゴリーの並べ替えができるプラグイン「Category Order and Taxonomy Terms Order」の使い方

Adjust Admin Categories

Adjust Admin Categoriesは、投稿中のカテゴリーの位置を固定したり、ラジオボタンにしたりカテゴリーに関する設定ができるプラグインです。このプラグインを使うと、

  • カテゴリー一覧を固定したままにできる
  • カテゴリーをラジオボタンにして複数選択できないようにできる
  • 親カテゴリーがある場合、親カテゴリーを選択できないようにできる
  • カテゴリーを必須にできる

このような設定が可能になります。

こんなに人におすすめなプラグイン

カテゴリーをしっかり管理して記事の階層管理をしたい人。

Adjust Admin Categoriesのデメリット

特にありません。

Adjust Admin Categoriesの使い方

WordPressカテゴリー一覧のチェックボックスが移動しないようにできる「Adjust Admin Categories」の使い方

投稿エディター関連プラグイン

TinyMCE Advanced

TinyMCE Advancedは、投稿のビジュアルエディターを拡張できるプラグインです。背景色をつけたり、フォントサイズを調整したりできるようになります。

こんなに人におすすめなプラグイン

よりデザイン性の高い記事を投稿したい人はおすすめです。

TinyMCE Advancedのデメリット

特にありません。非常に記事更新がスムーズになります。

TinyMCE Advancedの使い方

WordPressの記事編集するビジュアルエディタを拡張できるプラグイン「TinyMCE Advanced」

TinyMCE Templates

TinyMCE Templatesは、事前に記事のテンプレートを作っておくことができるプラグインです。オープニングの定型文を作っておいて、ボタンひとつで呼び出すことができます。

こんな人におすすめなプラグイン

ある程度記事のフォーマットが決まっている人。書き出しを毎回同じ書き出しで始めるような人。

TinyMCE Templatesのデメリット

特にありません。とても便利なプラグインです。

TinyMCE Templatesの使い方

https://triggermind.com/wordpress/tinymce-templates/

Shortcodes Ultimate

Shortcodes Ultimateは、ショートコードで簡単に装飾をほどこせるプラグインです。このプラグインを使うと、

  • ブログ記事を装飾して表現の幅を広げることができる
  • 日本語化されているのでとても使いやすくわかりやすい
  • コンテンツをタブ表示にできる
  • 記事本文内でカラムレイアウトを分割表示できる
  • コンテンツを動きのあるアニメーション表示できる

この他にもさまざまなショートコードがあります。世界中で非常に多くの方が利用しているプラグインです。

こんな人におすすめなプラグイン

さまざまな装飾をショートコードで簡単に設定したい人。

Shortcodes Ultimateのデメリット

たくさんの機能がありすぎて、すべてを使いこなすのは難しいと思うので、主要なショートコードだけをピックアップして利用するといいでしょう。

Shortcodes Ultimateの使い方

WordPress記事投稿時にショートコードで装飾が作成できる「Shortcodes Ultimate」の使い方

Browser Shots

Browser Shotsは、外部リンク先のキャプチャ画像を自動生成してくれるショートコードプラグインです。外部リンク先のサイトを紹介するときに、わざわざ画面キャプチャをして画像として貼り付ける手間が省けます。

こんな人におすすめなプラグイン

リンク型の記事を主に作成する人にはおすすめです。

Browser Shotsのデメリット

英語なので少し使いづらさがあります。

Browser Shotsの使い方

「Browser Shots」を使ってWebサイトのキャプチャ画像を自動生成するとキュレーション記事が作りやすい

投稿リンク関連プラグイン

Easy External Links

Easy External Linksは、自動でリンクボタンを表示させたり、nofollow設定をすることができるプラグインです。

  • WordPress SEOで重要なnofollow設定がすべてのリンクに設定できる
  • リンクボタンを設定できる
  • 新しいタブを開く「_blank」設定をすべてのリンクに設定できる

これらの設定をすることができます。

こんな人におすすめなプラグイン

特に外部リンクにnofollow設定をしたい人におすすめです。

Easy External Linksのデメリット

英語なので使いづらさがあります。

Easy External Linksの使い方

自動でリンク先にnofollow設定が追加できる「WP External Links」の使い方

Shortlinks by Pretty Links – Best WordPress Link Tracking Plugin

Shortlinks by Pretty Links – Best WordPress Link Tracking Pluginは、サイトのドメインを使って短縮URLを作ることができるプラグインです。短縮URLを使ってクリック計測をすることができます。

  • 長いURLを短くすることができる
  • リンクのクリック数を計測することができる

このようなメリットがあります。

こんな人におすすめなプラグイン

特定のURLのクリック計測をしてマーケティングに活用したい人。

Shortlinks by Pretty Links – Best WordPress Link Tracking Pluginのデメリット

短縮URLは、アフィリエイトコードを正確に読み取れなかったり、リダイレクトでリンクを飛ばしたときその先の機能がうまく動作しないこともあります。しっかりと動作テストをして使うようにしてください。

Shortlinks by Pretty Links – Best WordPress Link Tracking Pluginの使い方

短縮URLを生成してリンクのクリック数を計測できるWordPressプラグイン「Shortlinks by Pretty Links – Best WordPress Link Tracking Plugin」

投稿画像関連プラグイン

EWWW Image Optimizer

EWWW Image Optimizerは、画像を圧縮してデータサイズを小さくすることができるプラグインです。最近ではスマホを利用する人が増えてきているので、画像を少しでも軽くして表示速度を早くする工夫が必要になります。

  • 過去すでにアップロードしている画像ファイルを圧縮できる
  • 新規にアップロードする画像ファイルを圧縮できる
  • WordPressのテーマに含まれている画像ファイルを圧縮できる

主にこれらのことができます。

こんな人におすすめなプラグイン

画像を大量に使った記事を書く機会が多い人。

EWWW Image Optimizerのデメリット

特にデメリットはありません。非常に便利なプラグインです。

EWWW Image Optimizerの使い方

サイト表示速度改善のために画像圧縮できる「EWWW Image Optimizer」の使い方

Regenerate Thumbnails

Regenerate Thumbnailsは、WordPress内のアイキャッチサムネイル画像を一括でリサイズすることができるプラグインです。テーマを途中で変更したときなどにすべてのアイキャッチ画像をリサイズしたいというケースがあると思います。そのようなときに使えるプラグインです。

こんな人におすすめなプラグイン

頻繁にテーマを変更する人。

Regenerate Thumbnailsのデメリット

特にありません。簡単に使えるプラグインです。

Regenerate Thumbnailsの使い方

WordPressのアイキャッチサムネイル画像を一括でリサイズできる「Regenerate Thumbnails」

Easy Fancy Box

Easy Fancy Boxは、画像だけをフワっと表示させることができるLightboxを設定できるプラグインです。

こんな人におすすめなプラグイン

写真を全面に出しているサイトを運営している人におすすめです。

Easy Fancy Boxのデメリット

特にデメリットはありません。

Easy Fancy Boxの使い方

画像をクリックするとフワッと大きく表示されるLightboxプラグイン「Easy FancyBox」

Meta Slider

Meta Sliderは、日本語で利用できるコンテンツスライダーを設定できるプラグインです。一定時間ごとに画像が切り替わるスライド形式のものを作ることができます。

こんな人におすすめなプラグイン

画像メインのサイトを作っている人。

Meta Sliderのデメリット

特にありません。直感的で簡単に操作できるので誰でもすぐにコンテンツスライダーを作ることができます。

Meta Sliderの使い方

WordPressにコンテンツスライダーを作成できる「Meta Slider」の使い方

記事関連プラグイン

Duplicate Post

Duplicate Postはワンクリックで記事を複製できる世界中で使われているプラグインです。

  • 記事をコピーできる
  • コピーの細かい設定ができる
  • 日本語なので使いやすい

非常にシンプルですが便利なプラグインです。

こんな人におすすめなプラグイン

毎回同じようなフォーマットで記事更新をする人。前回の記事を複製して文章だけを変えていけばすばやく記事を作ることができます。

Duplicate Postのデメリット

特にありません。シンプルなので誰でも簡単に操作ができます。

Duplicate Postの使い方

WordPressの過去記事をコピーできる「Duplicate Post」の使い方

Admin Post Navigation

Admin Post Navigationは、記事投稿ページから前の記事や次の記事にページを移動させることができるプラグインです。普通は、前の記事を開きたい場合、一旦「投稿一覧」ページに移動して、前の記事を開くというひと手間がかかります。しかし、このプラグインがあれば、そのひと手間を減らすことができます。

こんな人におすすめなプラグイン

前の記事に頻繁に戻って記事を確認したい人。

Admin Post Navigationのデメリット

プラグインをインストールするだけですぐに使えるようになりますので、特にデメリットはありません。

Admin Post Navigationの使い方

https://triggermind.com/wordpress/admin-post-navigation/

ウィジェット関連プラグイン

Black Studio TinyMCE Widget

Black Studio TinyMCE Widgetは、投稿ページと同じビジュアルエディターをウィジェットの「テキスト」にも適用できるプラグインです。

ウィジェット内で画像を挿入したり、装飾したりするとき簡単に操作できます。

こんな人におすすめなプラグイン

サイドバーにたくさんの情報を載せたい人。

Black Studio TinyMCE Widgetのデメリット

特にありません。インストールするだけですぐに使えるようになります。

Black Studio TinyMCE Widgetの使い方

WordPressウィジェットをビジュアルエディタでカスタマイズできる「Black Studio TinyMCE Widget」の使い方

まとめ

今回紹介したプラグインは、「あったらいいな」要素の強いプラグインを紹介しました。王道のプラグインは他のサイトでたくさん紹介されているので、この記事ではあえて、「地味に助かる」プラグインにフォーカスしています。

すべてのプラグインを入れる必要もありませんし、人によっては使わないプラグインもあると思います。そこは、ご自身で使ってみて、判断してください。

細かい使い方はプラグインの使い方の記事を読んでもらうとすぐにできるようになると思います。

正直、入れておくべきプラグインは少数で問題ありません。ただ、このようにたくさんのプラグインを知っていることは、サイト構築をしていく上でメリットになります。

選択肢が増えるわけですからね。ですから、便利なプラグインはどんどん使って試してよりよいサイトづくりをしてもらえたらと思います。

ABOUT US
山田 どうそん
Udemy受講生2万人以上の自動化マーケティング講師。ビジネスはオンラインで完全に自動化させることが最も重要だと思っている。偽の自動化ではなく本物の自動化しか興味がない。Udemy→海外ツールを使ったマーケティングファネル→サブスク。自動化にはこの3つのスキルが重要でそれ以外のスキルは不要。何より優先すべきは時間。